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ibikilaser いびき
日帰り・短時間で受けられる、保険適用の本格治療
こんな症状はありませんか?
- 寝ている間のいびきが大きいと指摘される
- 朝起きても疲れが取れない
- 昼間の眠気・頭痛・集中力低下
- CPAPやマウスピースが合わない
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断・疑いがある
レーザー治療とは?
のどちんこ(口蓋垂)や軟口蓋の粘膜をレーザーで切除し、気道を広げる治療法です。
振動によるいびきを抑え、睡眠時無呼吸の改善も期待できます。
特徴
- 健康保険適用(3割負担)
- 約10~15分の短時間施術
- 局所麻酔で痛み・出血を軽減
- 日帰り治療が可能
この治療が適している方
- いびきが大きく睡眠の質が低下している
- 日中の眠気やだるさが続いている
- 他の治療法(CPAP・マウスピース)が合わなかった
- 小顎、鼻づまり、扁桃肥大などの構造的な問題がある
- 健康診断でSASのリスクを指摘された
他の治療法との比較
項目 | レーザーメス切除 (当院実施) |
レーザー引き締め | CPAP療法 | マウスピース療法 |
---|---|---|---|---|
治療内容 | 口蓋垂と周辺の粘膜をレーザーで切除し、気道を広げる | レーザー照射で粘膜を引き締め、気道を広げる | 鼻から空気を送り、気道の閉塞を防ぐ | 下顎を前方に出す装置で気道を確保 |
痛み | 麻酔により術中の痛みほぼなし | 熱感や刺激感あり | 締め付けによる不快感あり | 顎関節に違和感・痛みが出ることあり |
効果 | 満足度高く、1回の施術で改善例が多い (※アンケート結果:満足82%、やや満足12%) |
効果は一時的、複数回施術が必要 | 使用中のみ効果あり、装着継続が前提 | 原因の改善にはならず、継続装着が必要 |
ダウンタイム | 喉の痛み・違和感:1〜2週間 | 喉の腫れ・刺激感:3〜5日 | なし | なし |
費用(3割負担) | 初診・検査:3,000〜12,000円程度 手術:31,000円前後(薬代別) |
約10万円/回(自由診療) | 入院検査:2〜3万円+月額約5,000円 | 入院検査:2〜3万円+製作費 約15,000円 |
治療回数 | 1回で完了する例が多い | 3〜6回程度必要 | 毎晩装着 | 毎晩装着 |
治療の流れ
STEP2|初診・検査
問診、内視鏡検査、必要に応じて睡眠検査(SAS)や血液検査を行います。
STEP3|レーザー治療
局所麻酔下でレーザー切除。施術は10〜15分。術後は院内で休憩し、そのままご帰宅いただけます。
STEP4|術後の通院
約2週間、炎症や違和感がありますが、再診で経過を確認します。
治療を受ける方へ|注意点
×
治療当日の注意事項
レーザー治療を安全に行うために、以下の点に十分ご注意ください。
服用しているお薬について
- 初診後から手術日までの間に、服薬内容に変更があった場合は、必ず当院へご連絡ください。
一部のお薬は手術を受けられない場合があります。また、術後に処方される薬との飲み合わせによって、体調に影響を及ぼすこともあります。 - 以下の条件に当てはまる場合は、当日の手術は実施できません。
- 解熱鎮痛剤(バファリン・イブなど)を直近1週間以内に服用した場合
- ワクチンを1週間以内に接種した場合
- サプリメント・プロテイン・健康食品など成分が不明なものを摂取している場合
- 当日、体調不良(発熱・喉の炎症など)が確認された場合
血液検査の有効期限は、採血日から3ヶ月以内です。過ぎている場合は再検査が必要です。
食事・水分について
- 手術当日は、食事は5時間前まで、水分(お茶・水)は2時間前までに済ませてください。
喉の麻酔により嚥下反射(吐き気)が鈍くなり、嘔吐のおそれがあります。安全のため、厳守をお願いいたします。
その他の注意事項
- 扁桃腺の腫れや、のどの赤みが強い場合は、手術を延期することがあります。体調に異変を感じたら、できるだけ早めに当院までご連絡ください。
- 手術当日は、局所麻酔の影響がしばらく残るため、以下のような乗り物の運転での来院はご遠慮ください。
- 自動車
- バイク
- 自転車
万一、患者様ご本人が運転して来院された場合、当日の手術は中止となります。
ケロイド体質の方へ
- 傷あとが盛り上がるケロイド体質の方は、術後の経過に影響が出る可能性があります。
→ 必ず手術前に医師へご申告ください。
×
手術後の注意事項(術後2週間の過ごし方)
出血を防ぐために |
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入浴・清潔ケア |
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お仕事について |
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喉のケア |
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その他 |
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手術後にみられることのある症状
- 軟口蓋(のどちんこ)周辺を切除するため、手術直後から喉に違和感が出る
- 舌に何かが乗っているような感覚
- カプセルが喉に引っかかっているような感覚
- 飲食時に誤嚥(飲み物や食べ物が気管に入る)が起こりやすくなることがある
- 喉の形状や切除範囲により、以下のような症状が出ることがある
- 声が鼻に抜ける感じがする
- 飲み物が鼻に回ることがある
※ 上記の症状は手術後2ヶ月~半年ほどで徐々に軽快します(※個人差あり)
喉の変化について(術後の経過)
- 手術後約1時間で麻酔が切れてきます
→ 処方されたお薬を必ず1回分服用してください(食事をしていなくても服用可) - 麻酔が切れると、以下のような痛みや違和感が出てきます
- 唾液を飲み込むときの痛み
- 安静時にも感じる喉の疼痛
- 手術による切除は火傷に近い状態のため、以下の変化がみられます
- 2〜3日間:喉の腫れにより一時的にいびきが大きくなることがあります
- 約1週間後:傷口が白くふやけた状態(かさぶた)になりますが、 これは正常な治癒過程であり、徐々に改善していきます
術後の痛みについて
- 術後2週間ほど、強い痛みが続くことがあります
- 痛みの程度や期間には個人差があります
- とくに痛みを感じやすい場面
- 唾液を飲み込むとき
- 喉が乾燥しているとき
術後の食事について
- 術後2週間は喉への刺激を避ける食事が重要です。以下のようなものは控えてください。
- 辛いもの(カレー・香辛料)
- 固いもの(パン・揚げ物など)
- 熱すぎる or 冷たすぎるもの
- 味の濃いもの(醤油・ソース類)
柔らかく・ぬるく・味が薄いものを中心にとりましょう。
食べやすく、痛みが少ないもの(おすすめ)
- うどん(やわらかめ)
- おかゆ
- プリン
- ヨーグルト/ゼリー
- 豆腐
- 常温の水や白湯
ストローの使用も効果的です。 飲み物が鼻に逆流するのを防ぎます。
出血した場合の対処について
手術ではレーザーを使用し、出血を抑えながら安全に処置を行っています。ただし、術後の過ごし方によっては、まれに傷口から出血することがあります。
鮮血が出ている場合(明らかな出血)
- ポタポタと血が垂れる
- 口に血が溜まる
- 洗面所で明らかな赤い出血が確認される
このような場合は、止血処置が必要になる可能性があります。
▶ 必ず当院にご連絡ください。
当院が休診日・夜間の場合
以下の対応をお願いいたします
- お渡ししている診療情報提供書を持参のうえ大学病院・総合病院などの救急外来を受診
受診後は、
▶ 必ず当院にもご連絡をお願いいたします。
問題のない出血の例
以下のような場合は経過の一部として問題ありません。
- 唾液に血がうっすら混じっている
- うがい後の水に少量の血がにじむ程度
この程度であれば、経過観察で問題ありません。ご心配な場合は遠慮なくご相談ください。
その他の注意事項
手術後の回復をスムーズに進めるために、以下の点にもご注意ください。
お薬について
- 手術後に処方されるお薬は、主に以下の内容です。
- 抗生物質(感染予防)
- 痛み止め(鎮痛剤)
- 胃薬(副作用予防)
▶ すべて指示通りに服用してください。
食事がとれていなくても服用して問題ありません。
治療費(保険適用)
項目 | 自己負担額(3割の場合) |
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初診・検査 | 約3,000~12,000円 |
手術料 | 約31,000円 |
再診料 | 約1,000〜2,000円 |
※薬代は別途。保険証をご持参ください。現金のみのお支払いとなります。