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蓄膿症(副鼻腔炎)の症状を耳鼻科専門医が解説|鼻詰まり・頭痛・後鼻漏の原因と治療法【銀座】

2026.05.03

鼻が詰まって臭いがわからない、頬や額が重苦しい、黄色い鼻水がなかなか止まらない—そのような症状が長く続いているとしたら、蓄膿症(副鼻腔炎)が疑われます。

「風邪が治りきらないまま鼻の症状だけ残ってしまった」「毎年花粉の季節が終わっても鼻の調子が戻らない」という訴えは、耳鼻科外来でもよく聞かれます。蓄膿症はかつてよく知られた病気でしたが、症状が多様なため「まさか自分が」と気づかずに放置してしまうケースも少なくありません。

この記事では、蓄膿症(副鼻腔炎)の症状・原因・急性と慢性の違い・放置した場合のリスク・耳鼻科での根本治療まで、耳鼻咽喉科専門医の立場から詳しく解説します。

蓄膿症(副鼻腔炎)とは?副鼻腔の構造から理解する

蓄膿症の症状を正しく理解するには、まず副鼻腔がどのような場所にあり、なぜ膿が溜まりやすいのかを知ることが大切です。

副鼻腔とはどこにある?膿が溜まりやすい理由

副鼻腔とは、顔の骨の中に存在する複数の空洞の総称です。上顎洞(頬の骨の中)・篩骨洞(目と目の間)・前頭洞(額の骨の中)・蝶形洞(頭の奥深く)の4種類があり、それぞれ細い通路を通じて鼻腔とつながっています。

通常は空気が充満し、粘液が正常に分泌・排出されることで清潔な状態が保たれています。ところが、感染やアレルギーによって粘膜が腫れると、この細い通路が塞がれます。通路が塞がると副鼻腔内の換気が妨げられ、膿や粘液が排出できなくなります。

特に上顎洞は出口が上方についているため、一度膿が溜まると重力に逆らって排出する必要があり、自然に流れ出にくい構造をしています。こうした解剖学的な特性が、副鼻腔に膿が溜まりやすい理由のひとつです。

急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の違い

副鼻腔炎には、症状の経過によって急性と慢性の2種類があります。

急性副鼻腔炎は、主に風邪やウイルス・細菌感染をきっかけに発症し、症状の持続が30日以内のものを指します。頬・額・目の奥の強い痛みや発熱を伴うことが多く、適切な治療を受ければ多くの場合は回復します。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)は、炎症が90日以上続く状態を指します。急性副鼻腔炎が十分に治癒しないまま慢性化したり、アレルギー性鼻炎との合併によって炎症が持続したりすることで起こります。慢性期は急性期ほど強い痛みは出ないことが多いですが、鼻詰まり・後鼻漏・嗅覚障害・頭重感などが慢性的に続き、生活の質を著しく低下させます。

蓄膿症の症状チェック—こんな症状が続いていませんか?

蓄膿症の症状は多岐にわたります。複数の症状が重なって現れることが多く、「風邪が治りきらない」「慢性的な体調不良」と感じている方の中に、蓄膿症が隠れていることがあります。

鼻詰まり—両側が詰まって口呼吸になる

蓄膿症の最も代表的な症状が鼻詰まりです。副鼻腔の粘膜が腫れて鼻腔への出口が塞がれることで、両側の鼻が詰まり、口呼吸になりやすくなります。特に夜間や横になったときに悪化しやすく、睡眠の質の低下・いびき・朝の倦怠感につながることもあります。

アレルギー性鼻炎を合併している場合は、下鼻甲介の粘膜も腫れるため、さらに強い鼻詰まりが起こりやすくなります。慢性的な鼻詰まりを「体質だから仕方ない」と放置している方の中に、蓄膿症が原因のケースが少なくありません。

黄色・緑色の粘り気のある鼻水・後鼻漏

蓄膿症の鼻水は、透明でサラサラした風邪初期の鼻水とは異なり、黄色や緑色の粘り気の強い鼻水が特徴です。これは副鼻腔内で細菌が繁殖し、白血球が感染と戦った産物が混じることで色づきます。

後鼻漏(こうびろう)も蓄膿症に非常に多い症状です。副鼻腔から排出された粘性の高い鼻水が鼻腔の後部から喉に流れ落ち、喉の違和感・慢性的な咳払い・痰がらみ・就寝中の咳き込みなどを引き起こします。「喉の奥に何かある感じが取れない」「咳払いをくり返す」という症状が続く場合、後鼻漏を疑う必要があります。

頭痛・顔面の圧迫感・頬や目の奥の痛み

副鼻腔に膿が溜まることで内圧が上昇し、周囲の神経(三叉神経)が刺激されて頭痛・顔面の圧迫感・痛みが生じます。痛みの場所は膿が溜まっている副鼻腔の部位によって異なります。

上顎洞に膿が溜まると頬の圧迫感・痛みが生じ、前頭洞の場合は額の重い感じや頭痛、篩骨洞は鼻の根元・目の奥の痛みとして現れます。蝶形洞の炎症は後頭部や頭全体に広がる鈍い痛みとして感じられることがあります。

急性期は特に痛みが強く、前かがみになったり下を向いたりすると悪化する傾向があります。慢性期では強い痛みよりも「頭が重い」「頭がぼーっとする」という表現をされる方が多いです。

嗅覚障害—においがわからなくなる

副鼻腔炎が進行すると、匂いを感じる嗅裂部(鼻腔の上部にある嗅覚受容体が集まる場所)の粘膜が炎症や腫れの影響を受けて嗅覚が低下します。「最近においがわかりにくくなった」「食べ物の味がしない」と感じている場合、嗅覚障害が起きている可能性があります。

嗅覚障害は治療が遅れると回復しにくくなる場合があるため、早めの対処が重要です。特に好酸球性副鼻腔炎では嗅覚障害が早期から高度に現れる傾向があり、注意が必要です。

慢性的な咳・痰・倦怠感

後鼻漏によって喉に流れ込む粘液が気管支を刺激することで、慢性的な咳や痰が続くことがあります。「肺や気管支には異常がないのに咳が止まらない」という場合、副鼻腔炎による後鼻漏が原因のことがあります。

また、副鼻腔に慢性的な炎症が続くことで全身の倦怠感・集中力の低下・頭がすっきりしない感覚が生じることもあります。特に慢性副鼻腔炎では、こうした慢性的な体調不良が学業や仕事のパフォーマンス低下につながる場合があります。

蓄膿症(副鼻腔炎)の主な原因

蓄膿症は単一の原因ではなく、複数の要因が重なって発症・慢性化するケースがほとんどです。

風邪・ウイルス感染からの移行

最も多い原因は、風邪などのウイルス感染をきっかけとした鼻腔の炎症が副鼻腔に波及するケースです。風邪のウイルスが鼻粘膜を傷つけることで細菌の二次感染が起こりやすくなり、副鼻腔内の炎症が持続します。風邪をきっかけに発症した急性副鼻腔炎が十分に治療されないまま放置されると、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)へと移行するリスクが高まります。

アレルギー性鼻炎・花粉症の合併

アレルギー性鼻炎は副鼻腔炎を悪化・慢性化させる大きなリスク因子です。アレルギーによって鼻粘膜が慢性的に腫れると、副鼻腔への開口部が塞がれやすくなり、副鼻腔の換気・排液が妨げられます。花粉症やハウスダストアレルギーを持つ方が副鼻腔炎を合併しやすいのはこのためです。アレルギーと副鼻腔炎が両方存在する場合、どちらも同時に治療することが重要です。

鼻中隔弯曲症・鼻茸など構造的な問題

鼻の仕切り(鼻中隔)が曲がった鼻中隔弯曲症では、片側の鼻腔が慢性的に狭くなって換気が妨げられ、副鼻腔炎が起こりやすくなります。また、慢性副鼻腔炎が進行すると鼻茸(鼻ポリープ)が発生し、鼻腔をさらに塞ぐことで症状が悪化する悪循環に陥ります。鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎は、薬物療法だけでは根本解決が難しく、手術が必要になるケースがあります。

好酸球性副鼻腔炎—難治性の特殊タイプ

好酸球性副鼻腔炎は、慢性副鼻腔炎の中でも特に難治性とされる特殊なタイプです。病理検査で鼻茸中に好酸球という白血球が多数確認されるのが特徴で、両側の鼻腔に多発する鼻茸と高度の嗅覚障害が主な症状です。気管支喘息の合併率が高く、NSAIDs(解熱鎮痛薬)に対する過敏症を伴うこともあります。

通常の慢性副鼻腔炎に比べて手術後の再発率が高く、厚生労働省から指定難病(管理番号306)に認定されています。最近では生物学的製剤(デュピルマブなど)による治療が難治例に有効性を示しています。「鼻茸がくり返す」「嗅覚がほぼない」という方は、好酸球性副鼻腔炎の可能性を念頭に耳鼻科専門医に相談してください。

蓄膿症を放置するとどうなる?合併症と悪化リスク

「蓄膿症(副鼻腔炎)の症状は慢性的でじわじわと進行するため、『いつものこと』として放置される方が少なくありません。しかし副鼻腔炎を放置すると、炎症が周囲の組織や器官に波及するリスクが着実に高まります。

慢性化した副鼻腔炎から後鼻漏が続くことで慢性咽喉頭炎・気管支炎を合併するケースは珍しくありません。また、眼窩(目のくぼみ)近くの篩骨洞や前頭洞に高度の炎症が起こると、視力低下や眼球への影響が生じることもあります。さらにまれなケースではありますが、炎症が脳やその周辺に波及して髄膜炎・脳膿瘍を引き起こす可能性もゼロではありません。

嗅覚障害についても、治療が遅れるほど回復しにくくなります。鼻詰まり・黄色い鼻水・頭重感・嗅覚の低下がある場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。」

都筑俊寛 PHCグループのコレージュクリニック 院長 / 耳鼻咽喉科専門医 医師プロフィールはこちら

蓄膿症を放置することで起こりうる主なリスクは以下のとおりです。

  • 後鼻漏の慢性化による慢性咽喉頭炎・慢性気管支炎・喘息の悪化
  • 鼻茸(鼻ポリープ)の発生・増大による鼻詰まりの悪化
  • 嗅覚障害の難治化—治療が遅れるほど回復しにくくなる
  • 篩骨洞・前頭洞の炎症が眼窩に波及して眼窩蜂巣炎・視力障害のリスク
  • まれに炎症が脳周囲に波及し髄膜炎・脳膿瘍の可能性
  • 中耳炎を合併して聴力低下につながるケース

蓄膿症の症状を和らげるセルフケア

耳鼻科を受診するまでの間や、治療と並行して行えるセルフケアをご紹介します。これらは補助的な対処であり、根本的な治療の代わりにはなりません。

鼻うがいで膿・粘液を洗い流す

鼻うがい(鼻洗浄)は、生理食塩水で鼻腔内を洗い流し、副鼻腔から排出された膿や粘液・後鼻漏の原因物質を物理的に除去する方法です。副鼻腔炎の補助ケアとして有効で、就寝前に行うと夜間の後鼻漏や鼻詰まりの軽減につながります。

体温に近い温度(36度前後)・食塩濃度0.9%程度の生理食塩水を使用し、「エー」と発声しながら優しく行ってください。市販の鼻うがいキットを使うと手軽に実施できます。強く吹き込みすぎると中耳炎のリスクがあるため、力加減に注意してください。

蒸しタオルで副鼻腔の換気を助ける

温かい蒸しタオルを鼻から頬にかけて当てると、副鼻腔周囲の血流が改善し、粘液が流れやすくなって排液を助けることがあります。電子レンジで濡れタオルを1分ほど温めて作れます(やけどに注意)。蒸気をゆっくり鼻から吸い込みながら数分間当てることで、鼻詰まりと顔面の圧迫感が一時的に和らぐことがあります。

ただし、発熱を伴う急性副鼻腔炎の場合は温めることで炎症が増すことがあるため控えてください。

こんな症状は早めに耳鼻科へ

以下のいずれかに当てはまる場合は、セルフケアの継続より先に耳鼻咽喉科を受診することを優先してください。

  • 黄色・緑色の鼻水と頬・額・目の奥の圧迫感・痛みが続いている
  • 鼻詰まり・後鼻漏・嗅覚障害が2週間以上続いている
  • 発熱が3日以上続いている(急性副鼻腔炎の可能性)
  • においが急に・または徐々にわからなくなってきた
  • 目の周囲が腫れている・視力の変化がある
  • 市販薬を使っても症状が改善しない・くり返す

耳鼻科での蓄膿症・副鼻腔炎の診断と治療

蓄膿症は正確な診断なしに適切な治療を選べません。PHCグループのコレージュクリニックでは、内視鏡検査・画像検査(CT・レントゲン)・アレルギー検査などを組み合わせて原因を特定し、症状と病態に応じた治療プランをご提案しています。

薬物療法(抗菌薬・マクロライド少量長期療法)

急性副鼻腔炎では、細菌感染に対する抗菌薬の内服が基本となります。炎症の程度に応じてペニシリン系・セフェム系などの抗菌薬を1〜2週間使用します。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)では、マクロライド系抗菌薬(クラリスロマイシンなど)を通常量の半量で2〜3ヶ月継続投与する「マクロライド少量長期療法」が有効です。これは抗菌作用だけでなく、副鼻腔粘膜の炎症を鎮め正常化させる抗炎症作用を期待するもので、軽〜中等症の慢性副鼻腔炎では薬物療法のみで完治するケースもあります。症状に応じて去痰薬・ステロイド点鼻薬・抗ヒスタミン薬を併用します。

ネブライザー療法で薬剤を副鼻腔の奥まで届ける

ネブライザー療法は、抗菌薬やステロイドなどの薬剤を霧状にして鼻から吸入し、副鼻腔の奥まで直接届ける治療法です。点鼻薬では届きにくい副鼻腔の隅々まで薬剤を行き渡らせることができ、粘膜の腫れを鎮め膿の排出を促す効果があります。

治療自体は数分間鼻から霧を吸い込むだけで痛みはなく、副作用も少ない安全な治療法です。慢性副鼻腔炎では継続的に通院してネブライザー療法を受けることで、症状の改善が期待できます。

内視鏡下副鼻腔手術(ESS)—慢性化・鼻茸を伴う場合

薬物療法・ネブライザー療法でも改善が見られない重症の慢性副鼻腔炎や、鼻茸を伴う場合は、内視鏡下副鼻腔手術(Endoscopic Sinus Surgery:ESS)が検討されます。鼻の穴から内視鏡と器具を挿入し、副鼻腔の病的な粘膜・鼻茸・膿を取り除き、副鼻腔と鼻腔をつなぐ通路を広げて換気・排液を改善する手術です。

手術後は嗅覚の改善・鼻詰まりの解消・後鼻漏の軽減が期待できますが、好酸球性副鼻腔炎など難治性タイプでは再発のリスクもあるため、術後も継続的なケアと通院が必要です。

アレルギー性鼻炎の合併には保険適用の鼻レーザー治療

アレルギー性鼻炎を合併している場合、副鼻腔炎の治療と並行してアレルギー自体を改善することが重要です。鼻レーザー治療(下甲介粘膜レーザー焼灼術) は、鼻腔内の粘膜にレーザーを照射してアレルギー反応が起きにくい状態にする治療で、健康保険が適用され外来での日帰り施術が可能です。

アレルギー性鼻炎による粘膜の腫れが改善されると副鼻腔への開口部が確保されやすくなり、副鼻腔炎の治療効果を高めることにもつながります。院長の都筑俊寛医師は、いびきのレーザー治療(外来のみ)において2001年から2022年で累計29,000件の手術実績を持つレーザー治療の専門家です。

鼻レーザー治療(花粉症・アレルギー性鼻炎)の詳細はこちら

PHCグループのコレージュクリニックの副鼻腔炎・蓄膿症診療について

PHCグループのコレージュクリニックは、東京都中央区銀座7丁目に位置する耳鼻咽喉科クリニックです。「黄色い鼻水と頭の重さが続いている」「においがわかりにくくなった」「市販薬を飲んでも鼻詰まりが取れない」といったお悩みをお持ちの銀座・東京エリアの方は、ぜひ一度ご相談ください。内視鏡を用いた丁寧な診察で蓄膿症の状態を正確に評価し、薬物療法・ネブライザー・手術・レーザー治療など最適な治療プランをご提案します。

蓄膿症の症状に関するよくあるご質問(FAQ)

Q1. 蓄膿症(副鼻腔炎)の症状は風邪とどう違いますか?

風邪は発熱・喉の痛み・倦怠感などの全身症状を伴い、1〜2週間で自然に改善するのが一般的です。一方、蓄膿症(副鼻腔炎)の症状は鼻詰まり・黄色い粘り気のある鼻水・頬や額の圧迫感・嗅覚障害が2週間以上続くのが特徴です。風邪をきっかけに発症した鼻の症状が10日を過ぎても改善しない場合、副鼻腔炎への移行を疑って耳鼻科を受診することをお勧めします。

Q2. 蓄膿症の症状で特に注意すべきものはどれですか?

嗅覚障害は特に注意が必要です。副鼻腔炎による嗅覚障害は治療が遅れるほど回復しにくくなる場合があります。また、目の周囲の腫れ・視力の変化・高熱・激しい頭痛を伴う場合は、炎症が眼窩や脳周辺に及んでいる可能性があり、速やかに耳鼻咽喉科または救急を受診してください。後鼻漏による慢性的な咳・痰も、放置すると気管支炎・喘息の悪化につながることがあります。

Q3. 蓄膿症の症状は市販薬で改善できますか?

市販の点鼻薬や抗ヒスタミン薬は鼻詰まりや鼻水を一時的に和らげることができますが、副鼻腔に溜まった膿や慢性化した炎症を根本から治す効果はありません。血管収縮剤入りの点鼻薬を長期連用すると薬剤性鼻炎を招くリスクもあります。蓄膿症の症状が2週間以上続く場合や嗅覚障害がある場合は、市販薬での自己治療に頼らず耳鼻科での診断と適切な治療を受けることをお勧めします。

Q4. 蓄膿症の症状はアレルギー性鼻炎と関係がありますか?

アレルギー性鼻炎と蓄膿症(副鼻腔炎)は深い関係があります。アレルギー性鼻炎による慢性的な粘膜の腫れが副鼻腔への通路を塞ぎ、副鼻腔炎を起こしやすくします。また既存の副鼻腔炎をアレルギーが悪化させるケースもあります。両方を合併している場合は、副鼻腔炎の治療とアレルギー性鼻炎の治療を並行して行うことが重要です。アレルギー性鼻炎の合併には保険適用の鼻レーザー治療が有効な選択肢です。詳細はこちら

Q5. 蓄膿症(副鼻腔炎)の症状が続く場合、どのタイミングで耳鼻科を受診すればよいですか?

以下の状態が続く場合は早めに耳鼻咽喉科を受診してください。黄色・緑色の鼻水と頬・額の圧迫感・痛みが10日以上続く場合(急性副鼻腔炎の疑い)、鼻詰まりや後鼻漏が3ヶ月以上続いている場合(慢性副鼻腔炎・蓄膿症の疑い)、においが徐々にまたは急にわからなくなってきた場合、咳・痰・倦怠感が鼻の症状と同時に続いている場合、市販薬を使っても症状が改善しないまたはくり返す場合。蓄膿症の症状は放置するほど慢性化・難治化するため、早期受診が根本改善への近道です。

まとめ|蓄膿症(副鼻腔炎)の症状は耳鼻科で原因を特定して根本から治す

蓄膿症(副鼻腔炎)の代表的な症状は、鼻詰まり・黄色い粘り気のある鼻水・後鼻漏・頭痛・顔面の圧迫感・嗅覚障害・慢性的な咳・倦怠感です。急性副鼻腔炎が治りきらずに慢性化したり、アレルギー性鼻炎・鼻中隔弯曲症・鼻茸などが重なることで症状が持続・悪化します。

放置すると嗅覚障害の難治化・気管支炎の合併・まれに眼窩や脳周辺への炎症波及といった重篤なリスクがあります。2週間以上症状が続く場合や嗅覚の変化がある場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診することが大切です。

PHCグループのコレージュクリニックでは、蓄膿症の原因を内視鏡・画像検査で正確に診断し、薬物療法・ネブライザー療法・手術・アレルギー合併には保険適用の鼻レーザー治療など、患者さんの状態に合わせた根本治療をご提案しています。

銀座・東京エリアで蓄膿症(副鼻腔炎)の症状にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

コレージュクリニックとは

当院は、いびきをはじめ、睡眠時無呼吸症候群や花粉症・アレルギー性鼻炎などの診療を専門とする耳鼻咽喉科クリニックです。 いびきは単なる音の問題にとどまらず、時に健康へ深刻な影響を及ぼすこともあります。当院では、原因や症状を丁寧に見極めたうえで、適切な診断と治療をご提案し、質の高い睡眠の回復をめざします。
一人ひとりに寄り添いながら、健やかな眠りと快適な毎日をサポートいたします。

レーザー治療は保険適用、自己負担は約3割

ほとんどの治療は健康保険が適用され、自己負担額はおよそ31,000円前後。保険証をお忘れなくご持参ください。

コレ―ジュクリニックとは

医師紹介

都筑 俊寛(つづく としひろ)

耳鼻咽喉科専門医。レーザー治療の臨床と研究に長年携わり、28,000件以上の治療実績をもつ。

  • 日本耳鼻咽喉科学会認定 専門医
  • 日本めまい平衡医学会 参与
  • 日本臨床医療レーザー協会 会員
  • 帝京大学医学部 元准教授

いびきは単なる音の問題ではありません。 睡眠の質を下げ、生活の質を大きく損なうこともあります。 専門医として、安心できる診断と治療を通じて、より良い毎日を取り戻すお手伝いができればと願っています。

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