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花粉症のレーザー治療はいつ受ける?最適な時期を耳鼻科専門医が解説【銀座】

2026.08.27

「花粉症のレーザー治療を受けたいけれど、いつ受ければいいの?」。花粉症のレーザー治療を検討する際、治療を受ける時期は効果を左右する重要なポイントです。

花粉症のレーザー治療は、受ける時期を誤ると花粉のピークに効果が間に合わなかったり、治療直後の一時的な症状悪化が花粉飛散期と重なってしまったりすることがあります。最適な時期に治療を受けることで、花粉シーズンを楽に過ごせる可能性が高まります。

この記事では、花粉症のレーザー治療を受ける最適な時期について、その理由や時期を逃した場合の対処、効果が出るまでの期間まで、耳鼻咽喉科専門医の立場から詳しく解説します。

花粉症のレーザー治療を受ける最適な時期は「飛散の2ヶ月前」

花粉症のレーザー治療を受ける最適な時期は、花粉が飛び始める約2ヶ月前です。スギ花粉症の場合、スギ花粉の飛散が本格化するのは例年2月頃からのため、その2ヶ月ほど前にあたる10月から12月頃が最適な治療時期になります。遅くとも1月下旬までには治療を終えておくことが望ましいとされています。

なぜ2ヶ月前が最適なのかには、明確な理由があります。レーザー治療は鼻の粘膜にレーザーを照射して焼き縮める治療のため、治療直後は一時的に鼻の症状が悪化する期間があり、また効果が現れるまでにも一定の期間が必要だからです。この2つの期間を花粉飛散前に済ませておくことで、花粉のピーク時に治療の効果を発揮させることができます。

花粉症のレーザー治療が飛散2ヶ月前に最適な理由

花粉症のレーザー治療を花粉飛散の2ヶ月前に受けるべき理由を、2つの観点から解説します。

理由①:治療直後は一時的に症状が悪化する

レーザー治療は鼻の粘膜を焼き縮める治療のため、治療後1〜2週間ほどは一時的に鼻づまりや鼻水などの症状が悪化することがあります。この一時的な症状悪化の期間が花粉の飛散期と重なってしまうと、花粉症の症状に治療後の反応が加わり、つらい時期を過ごすことになりかねません。花粉が飛び始める前に治療を済ませ、この期間を花粉シーズンの前に終えておくことが大切です。

理由②:効果が現れるまで2週間〜1ヶ月かかる

レーザー治療の効果が現れるのは、治療後2週間から1ヶ月ほど経ってからです。治療してすぐに効果が出るわけではないため、花粉が飛び始めてから治療を受けても、効果が現れる頃には花粉のピークを迎えてしまう可能性があります。花粉飛散の2ヶ月前に治療を受けることで、治療直後の症状悪化の期間を経て、花粉のピーク時にしっかりと効果が発揮される状態を整えることができます。

スギ花粉症の場合のレーザー治療の時期

スギ花粉症の方の場合、レーザー治療のおすすめ時期は10月から12月頃です。スギ花粉は例年2月頃から飛散が本格化し、3月から4月にピークを迎えます。この飛散開始の2ヶ月前にあたる秋から初冬に治療を受けることで、花粉のピーク時に効果を合わせることができます。

治療の効果判定は1〜2ヶ月後に行い、効果が十分でない場合は再治療を検討することもあります。こうした再治療の余裕も考えると、早めの時期、遅くとも1月下旬までに治療を受けることが理想的です。年明けの直前になってから慌てて治療を受けるよりも、秋のうちに計画的に治療を受けることをお勧めします。

通年性アレルギー性鼻炎の場合のレーザー治療の時期

ハウスダスト(ダニ、ほこり、ペットの毛)などが原因の通年性アレルギー性鼻炎の場合は、季節性の花粉症とは異なり、時期を問わずいつでもレーザー治療を受けることができます。通年性アレルギー性鼻炎は一年を通して症状が続くため、症状がつらいと感じたタイミングで治療を検討できます。

ただし、通年性アレルギーの方でも、スギ花粉の時期に鼻炎症状が強くなる方は多くいます。このような方の場合は、花粉症の方と同様に、スギ花粉の飛散期を避けて秋から初冬に治療を受けることで、より快適に過ごせることがあります。ご自身の症状のパターンに合わせて、治療の時期を医師と相談することが大切です。

花粉症のレーザー治療の時期を逃した場合はどうする?

「花粉症のレーザー治療の時期について、患者さんからよくいただくのが『時期を逃してしまったらもう受けられないのか』というご質問です。理想は花粉飛散の2ヶ月前ですが、時期を過ぎてしまった場合でも選択肢はあります。

花粉が飛び始めてしまった場合、その年の花粉症に対してはレーザー治療の効果が間に合わないことがあります。その場合は、その年は薬物療法で症状を抑えながら、翌シーズンに向けて適切な時期にレーザー治療を計画するという方法があります。また、スギ花粉症の方には、根本的な体質改善を目指す舌下免疫療法という選択肢もあります。時期を逃したからと諦めず、ご自身に合った治療法とタイミングを一緒に考えていきましょう。」

都筑俊寛 銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科 院長 / 耳鼻咽喉科専門医 医師プロフィールはこちら

花粉症のレーザー治療の最適な時期を逃してしまった場合の対処法をご紹介します。

花粉が飛び始めてから治療を受けても、効果が現れる頃にはピークを迎えてしまうため、その年の花粉症にはレーザー治療の効果が間に合わないことがあります。この場合、その年は薬物療法(内服薬・点鼻薬など)で症状を抑え、翌シーズンに向けて秋から初冬にレーザー治療を計画するのが現実的です。

また、スギ花粉症やダニアレルギーの方には、アレルギーの体質そのものの改善を目指す舌下免疫療法という選択肢もあります。舌下免疫療法は数年かけてじっくり体質を改善していく治療で、花粉が飛んでいない時期(スギ花粉症の場合は6月頃から)に開始します。レーザー治療の時期を逃した場合は、こうした別の治療法を検討することもできます。

鼻レーザー治療(花粉症・アレルギー性鼻炎)の詳細はこちら

花粉症のレーザー治療は鼻水が出ている時期には受けられない

花粉症のレーザー治療を受ける時期に関して、もう一つ大切な注意点があります。それは、鼻水が多く出ている時期にはレーザー治療を行うことができないという点です。

レーザー治療は鼻の粘膜にレーザーを照射する治療のため、鼻水が出ている状態では適切に照射することが難しくなります。すでに花粉症の症状が強く出ている時期は治療に適さないため、この点からも症状が出ていない飛散前の時期に治療を受けることが重要になります。症状が落ち着いている時期に治療を計画することが、レーザー治療をスムーズに受けるポイントです。

花粉症のレーザー治療の効果と持続期間

花粉症のレーザー治療は、鼻の粘膜を焼き縮めることで、腫れていた粘膜を凝固させて鼻づまりを改善します。またレーザーを照射した部分は花粉などのアレルギー物質が付着しにくくなるため、くしゃみや鼻水などの症状の緩和も期待できます。特に鼻づまりに対して高い効果が期待できる治療です。

効果の持続期間には個人差がありますが、一般的に1回の治療で半年から1年程度、症状を抑える効果が期待できます。効果は永続的ではなく、時間の経過とともに徐々に薄れていくため、効果が薄れてきたら翌シーズン前に再治療を受けることで、効果を維持しやすくなります。毎年花粉症に悩まされている方は、シーズン前の再治療を計画的に受けることが有効です。

銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科の花粉症レーザー治療について

銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科は、東京都中央区銀座7丁目に位置する耳鼻咽喉科クリニックです。院長の都筑俊寛医師は、レーザー治療の実績が豊富な耳鼻咽喉科専門医です。花粉症・アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療について、患者さんの症状やアレルギーの原因を診察したうえで、最適な治療時期をご提案しています。

当院の花粉症・アレルギー性鼻炎、およびいびき・睡眠時無呼吸症候群に対するレーザー治療は、保険診療が適用されます。費用は全国一律の診療報酬に基づいており、花粉症・アレルギー性鼻炎のレーザー治療費は3割負担でおよそ10,000円、初診・検査費用は約4,000〜12,000円、再診費用は約1,000〜2,000円程度が目安です(症状により検査内容が異なるため費用には幅があります。薬の処方がある場合は別途費用がかかります。お支払いは現金のみとなります)。健康保険証をご持参いただければ保険診療としての費用で治療が可能です。保険証をお忘れの場合や保険適用外の症状に対する治療は自由診療扱いとなります。治療の適応は医師が初診時に判断いたします。

スギ花粉症の方には、体質改善を目指す舌下免疫療法にも対応しています。「花粉症のレーザー治療を受ける時期を知りたい」「今シーズンに間に合わせたい」という銀座・東京エリアの方は、ぜひお早めにご相談ください。

舌下免疫療法の詳細はこちら

花粉症のレーザー治療の時期に関するよくあるご質問(FAQ)

Q1. 花粉症のレーザー治療はいつ受けるのが最適な時期ですか?

花粉症のレーザー治療の最適な時期は、花粉が飛び始める約2ヶ月前です。スギ花粉症の場合、飛散が本格化する2月頃の2ヶ月前にあたる10月から12月頃が最適で、遅くとも1月下旬までに治療を終えておくことが望ましいです。これは、治療直後の一時的な症状悪化の期間と、効果が現れるまでの期間を花粉飛散前に済ませ、ピーク時に効果を合わせるためです。

Q2. なぜ花粉症のレーザー治療は花粉が飛ぶ前の時期に受けるのですか?

理由は2つあります。1つ目は、レーザー治療後1〜2週間ほどは一時的に鼻の症状が悪化するため、この期間が花粉飛散期と重なるのを避ける必要があるからです。2つ目は、レーザー治療の効果が現れるのは治療後2週間から1ヶ月ほど経ってからで、花粉が飛び始めてから治療してもピークに間に合わないことがあるためです。この2つの期間を花粉飛散前に済ませることが、花粉のピーク時に効果を発揮させるポイントです。

Q3. 花粉症のレーザー治療の時期を逃したらどうすればよいですか?

花粉が飛び始めてから治療を受けても、その年の花粉症には効果が間に合わないことがあります。その場合は、その年は薬物療法で症状を抑え、翌シーズンに向けて秋から初冬にレーザー治療を計画するのが現実的です。また、スギ花粉症の方には体質改善を目指す舌下免疫療法という選択肢もあり、こちらは花粉が飛んでいない6月頃から開始します。時期を逃しても選択肢はあるため、医師にご相談ください。

Q4. 通年性アレルギー性鼻炎の場合、レーザー治療の時期はいつがよいですか?

ハウスダストやダニが原因の通年性アレルギー性鼻炎の場合は、季節性の花粉症と異なり、時期を問わずいつでもレーザー治療を受けることができます。ただし、通年性アレルギーの方でもスギ花粉の時期に症状が強くなる場合は、花粉症の方と同様に飛散期を避けて秋から初冬に治療を受けると快適に過ごせることがあります。ご自身の症状のパターンに合わせて時期を医師と相談することが大切です。

Q5. 花粉症のレーザー治療は毎年同じ時期に受ける必要がありますか?

花粉症のレーザー治療の効果は永続的ではなく、一般的に1回の治療で半年から1年程度持続します。効果は時間の経過とともに徐々に薄れていくため、毎年花粉症に悩まされている方は、効果が薄れてきたら翌シーズン前(スギ花粉症なら10〜12月頃)に再治療を受けることで効果を維持しやすくなります。毎シーズン前の同じ時期に計画的に治療を受けることが有効です。

まとめ|花粉症のレーザー治療は飛散2ヶ月前の時期に受けるのが理想

花粉症のレーザー治療を受ける最適な時期は、花粉が飛び始める約2ヶ月前です。スギ花粉症の場合は10月から12月頃、遅くとも1月下旬までが目安になります。これは、治療直後の一時的な症状悪化の期間と、効果が現れるまでの2週間〜1ヶ月の期間を花粉飛散前に済ませ、ピーク時に効果を発揮させるためです。

時期を逃した場合も、その年は薬物療法で対応し翌シーズンにレーザー治療を計画する、あるいは舌下免疫療法を検討するなどの選択肢があります。通年性アレルギー性鼻炎の場合は時期を問わず治療が可能です。

銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科では、レーザー治療の実績が豊富な耳鼻咽喉科専門医が、患者さんの症状に合わせて最適な治療時期をご提案しています。花粉症・アレルギー性鼻炎のレーザー治療は保険診療が適用され、明確な費用のもとで治療を受けていただけます。

花粉症のレーザー治療を検討している銀座・東京エリアの方は、シーズンに間に合うよう、ぜひお早めにご相談ください。

※本記事は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。治療の適応や最適な時期は医師が診察のうえ判断します。

 

コレージュクリニックとは

当院は、いびきをはじめ、睡眠時無呼吸症候群や花粉症・アレルギー性鼻炎などの診療を専門とする耳鼻咽喉科クリニックです。 いびきは単なる音の問題にとどまらず、時に健康へ深刻な影響を及ぼすこともあります。当院では、原因や症状を丁寧に見極めたうえで、適切な診断と治療をご提案し、質の高い睡眠の回復をめざします。
一人ひとりに寄り添いながら、健やかな眠りと快適な毎日をサポートいたします。

レーザー治療は保険適用、自己負担は約3割

ほとんどの治療は健康保険が適用され、自己負担額はおよそ31,000円前後。保険証をお忘れなくご持参ください。

コレ―ジュクリニックとは

医師紹介

都筑 俊寛(つづく としひろ)

耳鼻咽喉科専門医。レーザー治療の臨床と研究に長年携わり、28,000件以上の治療実績をもつ。

  • 日本耳鼻咽喉科学会認定 専門医
  • 日本めまい平衡医学会 参与
  • 日本臨床医療レーザー協会 会員
  • 帝京大学医学部 元准教授

いびきは単なる音の問題ではありません。 睡眠の質を下げ、生活の質を大きく損なうこともあります。 専門医として、安心できる診断と治療を通じて、より良い毎日を取り戻すお手伝いができればと願っています。

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