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いびきの原因と対策を耳鼻科専門医が解説|肥満・口呼吸・飲酒への対処法【銀座】

2025.11.26

「いびきがうるさい」とご家族に指摘されたことはありませんか。いびきは単なる音の問題ではなく、睡眠の質を低下させ、睡眠時無呼吸症候群のような病気のサインである可能性もあります。

いびきの主な原因には、肥満・口呼吸・飲酒があり、それぞれに応じた対策が有効です。原因を正しく理解し、適切な対策をとることが、いびきの改善につながります。

この記事では、いびきの主な原因である肥満・口呼吸・飲酒のメカニズムと対策を中心に、日常でできる対処法から専門的な治療法まで、耳鼻咽喉科専門医の立場から詳しく解説します。

いびきが発生する仕組みと主な原因

いびきは、睡眠中に空気の通り道である「上気道」が狭くなることで発生します。狭くなった気道を空気が勢いよく通過する際、喉の粘膜や軟口蓋が振動して音が鳴り、これが「いびき」として聞こえます。

上気道は、舌や軟口蓋といった柔らかい筋肉や粘膜でできています。起きているときは筋肉の緊張によって気道が保たれていますが、睡眠中は全身の筋肉が弛緩するため気道が狭くなりやすくなります。この気道を狭くする要因が、いびきの原因です。代表的な原因が肥満・口呼吸・飲酒で、それぞれに合った対策をとることが改善への近道になります。

いびきの原因①:肥満とその対策

肥満は、いびきの代表的な原因のひとつです。

肥満がいびきを引き起こす理由

肥満になると、お腹だけでなく首の周りにも脂肪がつきます。首周りの脂肪が気道を外側から圧迫すると、気道が狭くなっていびきをかきやすくなります。また、舌にも脂肪がつくことで舌が大きくなり、睡眠中に喉の奥へ落ち込みやすくなることも、いびきの一因です。体重が増加傾向にある方や、健康診断で肥満を指摘されている方は注意が必要です。

肥満によるいびきの対策

肥満が原因のいびきの対策は、適正体重を目指すことです。首周りの脂肪が減ることで気道が広がり、いびきの改善が期待できます。減量には、バランスのよい食事と適度な運動を組み合わせることが基本です。急激なダイエットではなく、無理なく続けられる方法で体重を管理することが、いびき対策として有効です。生活習慣の見直しは、いびきだけでなく生活習慣病の予防にもつながります。

いびきの原因②:口呼吸とその対策

口呼吸も、いびきを誘発する大きな原因です。

口呼吸がいびきを誘発する理由

鼻が詰まっていると鼻で呼吸するのが難しくなり、無意識に口呼吸になります。口呼吸をすると口が開いたままになり、舌が喉の奥に落ち込みやすくなるため、気道が狭くなっていびきの原因となります。また、口呼吸では冷たく乾いた空気が直接喉に当たるため、喉の粘膜が炎症を起こしやすく、これも気道を狭くする一因です。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、風邪などで鼻が詰まっている時期にいびきをかきやすくなるのは、このためです。

口呼吸によるいびきの対策

口呼吸が原因のいびきの対策は、鼻づまりを改善して鼻呼吸をしやすくすることです。鼻づまりの原因がアレルギー性鼻炎の場合は、その治療が有効です。また、寝室の乾燥は鼻づまりや喉の炎症を招くため、加湿器などで湿度を50〜60%程度に保つことも対策になります。日中から鼻呼吸を意識することや、口周りの筋肉を鍛えることも口呼吸の改善に役立ちます。市販の口閉じテープなどのグッズもありますが、鼻の病気がある方は窒息の危険があるため使用を避け、まず鼻づまりの治療を優先してください。

いびきの原因③:飲酒とその対策

飲酒、特に就寝前の飲酒は、いびきを悪化させる原因です。

飲酒がいびきを悪化させる理由

アルコールには筋肉を緩める作用があります。そのため、寝る前に飲酒すると、喉や舌の筋肉が緩んだ状態で眠りにつくことになり、舌が喉の奥に落ち込んで気道が狭くなり、いびきが出やすくなります。普段はいびきをかかない方でも、飲酒した日だけいびきをかくことがあるのはこのためです。また、飲酒は睡眠の質を低下させ、鼻づまりを起こしやすくする面もあります。

飲酒によるいびきの対策

飲酒が原因のいびきの対策は、就寝前の飲酒を控えることです。寝る直前の飲酒は避け、飲む場合も就寝の数時間前までにし、量を控えめにすることが望ましいです。また、喫煙も喉や鼻の粘膜に炎症を起こして気道を狭くするため、いびき対策としては禁煙も有効です。ストレス解消のための習慣的な飲酒がいびきにつながっている場合は、飲酒以外のストレス解消法を取り入れることも検討しましょう。

その他のいびきの原因と対策

肥満・口呼吸・飲酒以外にも、いびきの原因はいくつかあります。

疲労やストレスは自律神経を乱し、喉の筋肉を緩めて気道を狭くします。十分な休息とストレス解消が対策になります。仰向けで寝ると重力で舌が喉に落ち込みやすくなるため、横向きで寝ることが有効です。枕の高さが合っていないと気道が狭くなったり口呼吸を招いたりするため、自分に合った高さの枕を選ぶことも対策になります。加齢による喉の筋肉の緩みや、あごが小さいなどの骨格的な要因、扁桃やアデノイドの肥大も、いびきの原因になります。これらの原因が関わっている場合は、専門医による評価が有効です。

いびきの原因に応じた対策と専門医による治療

「いびきの原因と対策について患者さんにお伝えするとき、私が大切にしているのは『自分のいびきの原因を正しく知ること』です。肥満・口呼吸・飲酒など、いびきの原因は人によって異なり、原因に合った対策をとらなければ十分な効果は得られません。

生活習慣の改善で軽減するいびきもありますが、鼻づまりや喉の構造的な問題、睡眠時無呼吸症候群が背景にある場合は、専門的な治療が必要になることもあります。特に、家族から呼吸の停止を指摘される、日中に強い眠気があるという場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。対策を続けてもいびきが改善しない場合は、原因を正確に見極めるために耳鼻咽喉科での検査をお勧めします。」

都筑俊寛 銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科 院長 / 耳鼻咽喉科専門医 医師プロフィールはこちら

生活習慣の改善などの対策を続けてもいびきが改善しない場合、鼻づまりや喉の構造的な問題、睡眠時無呼吸症候群など、専門的な治療が必要な原因が隠れている可能性があります。耳鼻咽喉科では、内視鏡などを用いて気道のどこが狭くなっているかを調べ、原因に応じた治療を提案します。

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、検査で重症度を評価し、CPAP療法やマウスピースなど適切な治療を検討します。いびきが主な悩みで重症の睡眠時無呼吸が否定されている場合は、いびきのレーザー治療が選択肢になることもあります。鼻づまりが原因の場合は、その治療がいびきの改善につながります。

鼻詰まりがいびきの原因になるメカニズムについてはこちら

銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科のいびき治療について

銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科は、東京都中央区銀座7丁目に位置する耳鼻咽喉科クリニックです。院長の都筑俊寛医師は、いびき・睡眠時無呼吸症候群に対するレーザー治療(外来のみ)において2001年から2022年で累計29,000件の実績を持つ、耳鼻咽喉科専門医です。検査でいびきの原因を評価し、患者さんに適した対策と治療をご提案しています。

当院のいびき・睡眠時無呼吸症候群、および花粉症・アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療は、保険診療が適用されます。費用は全国一律の診療報酬に基づいており、いびき・無呼吸のレーザー治療費は3割負担でおよそ31,000円前後、初診・検査費用は約3,000〜12,000円、再診費用は約1,000〜2,000円程度が目安です(症状により検査内容が異なるため費用には幅があります。薬の処方がある場合は別途費用がかかります。お支払いは現金のみとなります)。健康保険証をご持参いただければ保険診療としての費用で治療が可能です。保険証をお忘れの場合や保険適用外の症状に対する治療は自由診療扱いとなります。治療の適応は医師が初診時に判断いたします。

「いびきの原因と対策を知りたい」「対策してもいびきが改善しない」という銀座・東京エリアの方は、ぜひ一度ご相談ください。

いびきレーザー治療の効果と費用の詳細はこちら

いびきの原因と対策に関するよくあるご質問(FAQ)

Q1. いびきの主な原因は何ですか?

いびきの主な原因は、肥満・口呼吸・飲酒です。肥満は首周りの脂肪が気道を圧迫し、口呼吸は舌が喉の奥に落ち込んで気道を狭くし、飲酒は喉や舌の筋肉を緩めて気道を狭くします。このほか、疲労やストレス、仰向け寝、枕の高さ、加齢、骨格、扁桃やアデノイドの肥大なども原因になります。いびきの対策には、まず自分のいびきの原因を知ることが大切です。

Q2. 肥満が原因のいびきはどう対策すればよいですか?

肥満が原因のいびきの対策は、適正体重を目指すことです。首周りの脂肪が減ることで気道が広がり、いびきの改善が期待できます。バランスのよい食事と適度な運動を組み合わせ、無理なく続けられる方法で体重を管理することが有効です。生活習慣の見直しは、いびきだけでなく生活習慣病の予防にもつながります。

Q3. 口呼吸が原因のいびきの対策を教えてください。

口呼吸が原因のいびきの対策は、鼻づまりを改善して鼻呼吸をしやすくすることです。鼻づまりの原因がアレルギー性鼻炎の場合は、その治療が有効です。寝室を加湿して湿度を50〜60%に保つこと、日中から鼻呼吸を意識すること、口周りの筋肉を鍛えることも対策になります。鼻の病気がある方は口閉じテープなどのグッズは避け、まず鼻づまりの治療を優先してください。

Q4. 飲酒するといびきをかくのはなぜですか?対策は?

アルコールには筋肉を緩める作用があるため、就寝前に飲酒すると喉や舌の筋肉が緩んで舌が喉の奥に落ち込み、気道が狭くなっていびきが出やすくなります。対策としては、就寝前の飲酒を控えること、飲む場合も就寝の数時間前までにして量を控えめにすることが有効です。喫煙も気道を狭くするため、いびき対策としては禁煙も効果的です。

Q5. いびきの対策をしても改善しない場合はどうすればよいですか?

生活習慣の改善などの対策を続けてもいびきが改善しない場合、鼻づまりや喉の構造的な問題、睡眠時無呼吸症候群など専門的な治療が必要な原因が隠れている可能性があります。特に、家族から呼吸の停止を指摘される、日中に強い眠気があるという場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。原因を正確に見極めるために、耳鼻咽喉科での検査と診察を受けることをお勧めします。

まとめ|いびきの原因を知り、適切な対策をとることが改善への第一歩

いびきの主な原因は、肥満・口呼吸・飲酒です。肥満には減量、口呼吸には鼻づまりの改善と鼻呼吸の習慣化、飲酒には就寝前の飲酒を控えることが、それぞれ有効な対策になります。このほか、疲労やストレスの解消、横向き寝、枕の調整なども、いびきの対策として役立ちます。

一方で、生活習慣の対策を続けてもいびきが改善しない場合や、日中の強い眠気・呼吸の停止の指摘がある場合は、睡眠時無呼吸症候群など専門的な治療が必要な原因が隠れている可能性があります。原因を正確に見極めることが、いびき改善への第一歩です。

銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科では、いびき・睡眠時無呼吸症候群のレーザー治療の豊富な実績を持つ耳鼻咽喉科専門医が、検査に基づいて患者さんに適した治療をご提案しています。いびき・睡眠時無呼吸症候群のレーザー治療は保険診療が適用され、明確な費用のもとで治療を受けていただけます。

いびきの原因と対策にお悩みの銀座・東京エリアの方は、ぜひ一度ご相談ください。

※本記事は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。いびきの原因や治療の適応は医師が診察のうえ判断します。

 

コレージュクリニックとは

当院は、いびきをはじめ、睡眠時無呼吸症候群や花粉症・アレルギー性鼻炎などの診療を専門とする耳鼻咽喉科クリニックです。 いびきは単なる音の問題にとどまらず、時に健康へ深刻な影響を及ぼすこともあります。当院では、原因や症状を丁寧に見極めたうえで、適切な診断と治療をご提案し、質の高い睡眠の回復をめざします。
一人ひとりに寄り添いながら、健やかな眠りと快適な毎日をサポートいたします。

レーザー治療は保険適用、自己負担は約3割

ほとんどの治療は健康保険が適用され、自己負担額はおよそ31,000円前後。保険証をお忘れなくご持参ください。

コレ―ジュクリニックとは

医師紹介

都筑 俊寛(つづく としひろ)

耳鼻咽喉科専門医。レーザー治療の臨床と研究に長年携わり、28,000件以上の治療実績をもつ。

  • 日本耳鼻咽喉科学会認定 専門医
  • 日本めまい平衡医学会 参与
  • 日本臨床医療レーザー協会 会員
  • 帝京大学医学部 元准教授

いびきは単なる音の問題ではありません。 睡眠の質を下げ、生活の質を大きく損なうこともあります。 専門医として、安心できる診断と治療を通じて、より良い毎日を取り戻すお手伝いができればと願っています。

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