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副鼻腔炎は何科を受診する?耳鼻咽喉科がおすすめの理由を専門医が解説【銀座】
2026.09.25
「副鼻腔炎かもしれないけれど、何科を受診すればいいの?」「内科でも診てもらえる?」。鼻づまりや黄色い鼻水、顔の痛みが続くとき、どの診療科に行くべきか迷う方は多いものです。
副鼻腔炎は、第一には耳鼻咽喉科が専門の診療科です。内科や小児科でも診断や初期治療は可能ですが、鼻の中の処置や専門的な検査・治療は耳鼻咽喉科でしか行えません。症状や状況に応じた適切な受診先を知ることが、早い改善につながります。
この記事では、副鼻腔炎は何科を受診すべきかについて、耳鼻咽喉科がおすすめの理由、他の診療科との違い、受診の目安まで、耳鼻咽喉科専門医の立場から解説します。

副鼻腔炎は何科?第一選択は耳鼻咽喉科
副鼻腔炎を疑ったとき、第一に受診をおすすめするのは耳鼻咽喉科です。副鼻腔炎は、鼻の周りにある副鼻腔という空洞に炎症が起きて膿や鼻水がたまる病気で、鼻とその奥を専門とする耳鼻咽喉科が最も専門的に診断・治療できる診療科だからです。
耳鼻咽喉科では、ファイバースコープ(内視鏡)で鼻の奥まで直接観察でき、副鼻腔炎の状態を正確に把握できます。また、鼻の中の膿や鼻水を吸引する処置、副鼻腔の出口を広げる処置、薬液を霧状にして副鼻腔の奥まで届けるネブライザー療法、鼻洗浄など、耳鼻咽喉科でしか行えない専門的な治療を受けられます。「鼻づまりが続く」「黄色い鼻水が出る」「顔や頬の痛みがある」「鼻水が喉に流れる」といった副鼻腔炎の症状がある場合は、耳鼻咽喉科の受診が基本です。
副鼻腔炎は内科・小児科でも受診できる?
副鼻腔炎は、耳鼻咽喉科以外の診療科でも診断・初期治療を受けられる場合があります。それぞれの特徴を理解しておきましょう。
内科でも、副鼻腔炎の診断と抗菌薬などの処方は可能です。風邪をひいてかかりつけの内科を受診し、鼻水が濃く粘り気のあるものになって副鼻腔炎と診断され、抗生剤や消炎剤を処方されるというケースはよくあります。日本では副鼻腔炎は耳鼻咽喉科だけでなく内科や小児科でも頻繁に診断される疾患です。軽症であれば、内科で処方された薬を飲みながらきちんと鼻をかんで治ることもあります。
子供の副鼻腔炎の場合は、小児科でも診てもらえます。ただし、鼻の中の処置や内視鏡検査が必要な場合、症状が長引く場合は、耳鼻咽喉科の受診がすすめられます。内科・小児科は身近で受診しやすい一方、鼻の専門的な処置や検査には限界があるという違いを理解しておくとよいでしょう。
内科で副鼻腔炎が治らないときは耳鼻科へ
「副鼻腔炎は何科かと聞かれたら、私はまず耳鼻咽喉科とお答えします。ただ、風邪の延長で内科を受診し、抗生剤を処方されることも多く、それで治る方もいらっしゃいます。問題は、内科のお薬を飲んでも改善しない場合です。
目安として、抗生剤を5日ほど飲んでも症状が改善しないときは、一度耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。耳鼻咽喉科では、内視鏡で鼻の奥を直接見て状態を確認し、鼻の中に直接薬を入れて粘膜の腫れを取り、副鼻腔の出口を広げて鼻汁を吸引し、ネブライザーで薬液を副鼻腔に届ける、といった処置を併用できます。こうした鼻の局所治療は耳鼻咽喉科ならではのもので、内服薬だけの治療より治りが早いことが多いのです。副鼻腔炎が長引くときは、ぜひ耳鼻咽喉科にご相談ください。」
都筑俊寛 銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科 院長 / 耳鼻咽喉科専門医 医師プロフィールはこちら
内科や小児科で副鼻腔炎の治療を受けていても、次のような場合は耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。抗生剤を5日ほど飲んでも症状の改善が認められない場合、鼻づまりや黄色い鼻水・後鼻漏が長引く場合、頬・額・目の奥の痛みや圧迫感が続く場合、においがわかりにくい場合、症状を何度も繰り返す場合などです。
耳鼻咽喉科では、鼻腔内に直接薬を入れて粘膜の腫れを取り、副鼻腔の出口を広げて鼻汁を吸引し、ネブライザーで薬液を副鼻腔に吸入するといった鼻の局所治療を併用できます。これにより、内服薬だけの治療よりも治りが早くなることが多くあります。副鼻腔炎が長引く、繰り返す場合は、耳鼻咽喉科での専門的な治療が改善への近道です。
副鼻腔炎で歯が痛いときは歯科も関係する
副鼻腔炎で上の奥歯が痛む場合、歯科が関係することがあります。上顎洞という副鼻腔は上の奥歯の真上にあり、歯の根と近いため、副鼻腔炎で歯が痛くなることがあります。
逆に、虫歯や歯周病が原因で副鼻腔炎(歯性上顎洞炎)が起こることもあります。この場合は、副鼻腔炎の治療だけでなく原因となる歯の治療も必要なため、歯科と耳鼻咽喉科の連携が大切です。歯が痛くて歯科を受診したのに歯に異常がないと言われた場合は、副鼻腔炎が原因の可能性があるため耳鼻咽喉科を、歯性上顎洞炎が疑われる場合は両方の受診を検討しましょう。耳鼻咽喉科でも、歯が原因と疑われる場合は歯科と連携して治療を進めます。
副鼻腔炎で脳神経外科を受診するケースもある
まれに、頭痛を主な症状として脳神経外科を受診し、MRI検査で副鼻腔炎が見つかるケースもあります。副鼻腔炎による頭痛や顔面痛で脳神経外科を受診した際、MRIで副鼻腔に膿がたまっているのが確認されることがあるためです。
ただし、副鼻腔炎そのものの専門的な治療は耳鼻咽喉科で行うため、脳神経外科で副鼻腔炎が見つかった場合は耳鼻咽喉科を紹介されるのが一般的です。頭痛が主な症状で脳の病気も心配な場合は脳神経外科、鼻の症状がはっきりしている場合は耳鼻咽喉科、というように、主な症状に応じて受診先を選ぶとよいでしょう。
副鼻腔炎で耳鼻咽喉科を受診したときの流れ
副鼻腔炎で耳鼻咽喉科を受診すると、一般的に以下のような流れで診断・治療が行われます。
まず問診で症状や経過を確認し、ファイバースコープ(内視鏡)で鼻の奥や副鼻腔の出口の状態を観察します。必要に応じて、レントゲンやCTで副鼻腔の炎症の広がりを評価したり、アレルギー検査や嗅覚検査を行ったりします。これらの検査で副鼻腔炎の種類や程度を診断します。
治療は、急性副鼻腔炎では抗菌薬の短期投与、慢性副鼻腔炎ではマクロライド系抗菌薬の少量長期投与(3ヶ月程度)が基本です。あわせて、鼻汁の吸引・ネブライザー療法・鼻洗浄などの処置を行います。保存的治療で改善しない重症例や鼻茸を伴う場合は、内視鏡下副鼻腔手術が検討されます。アレルギー性鼻炎が関係している場合は、抗アレルギー薬や鼻レーザー治療が選択肢になることもあります。
銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科の副鼻腔炎診療について
銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科は、東京都中央区銀座7丁目に位置する耳鼻咽喉科クリニックです。院長の都筑俊寛医師は、レーザー治療の実績が豊富な耳鼻咽喉科専門医です。「副鼻腔炎で何科に行けばいいか迷っている」「内科で治らない副鼻腔炎を相談したい」という方に対し、内視鏡などで状態を評価し、原因に応じた治療をご提案しています。
副鼻腔炎の原因にアレルギー性鼻炎が関係している場合は、保険適用の鼻レーザー治療を行っています。花粉症・アレルギー性鼻炎のレーザー治療費は3割負担でおよそ10,000円、初診・検査費用は約4,000〜12,000円、再診費用は約1,000〜2,000円程度が目安です(症状により検査内容が異なるため費用には幅があります。薬の処方がある場合は別途費用がかかります。お支払いは現金のみとなります)。治療の適応は医師が初診時に判断いたします。
「副鼻腔炎の症状を専門的に診てほしい」という銀座・東京エリアの方は、ぜひ一度ご相談ください。
副鼻腔炎は何科かに関するよくあるご質問(FAQ)
Q1. 副鼻腔炎は何科を受診すればよいですか?
副鼻腔炎は、第一に耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。副鼻腔炎は鼻とその奥の副鼻腔の炎症であり、耳鼻咽喉科が最も専門的に診断・治療できる診療科だからです。耳鼻咽喉科では内視鏡で鼻の奥を直接観察でき、鼻汁の吸引・ネブライザー療法・鼻洗浄など耳鼻咽喉科でしか行えない専門的な治療を受けられます。鼻づまり・黄色い鼻水・顔の痛みなどの症状がある場合は耳鼻咽喉科が基本です。
Q2. 副鼻腔炎は内科でも診てもらえますか?
はい、内科でも副鼻腔炎の診断と抗菌薬などの処方は可能です。風邪をきっかけに内科を受診して副鼻腔炎と診断されることはよくあり、軽症であれば内科の薬で治ることもあります。ただし、鼻の中の処置や内視鏡検査は耳鼻咽喉科でしか行えません。内科で抗生剤を5日ほど飲んでも改善しない場合や症状が長引く場合は、耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。
Q3. 子供の副鼻腔炎は何科ですか?小児科でもいいですか?
子供の副鼻腔炎は、小児科でも診てもらえます。身近で受診しやすいのがメリットです。ただし、鼻の中の処置や内視鏡検査が必要な場合、症状が長引く場合、繰り返す場合は、耳鼻咽喉科の受診がすすめられます。耳鼻咽喉科では子供の鼻の状態を専門的に評価し、鼻処置やネブライザーなどの治療を行えます。症状に応じて小児科と耳鼻咽喉科を使い分けるとよいでしょう。
Q4. 内科で副鼻腔炎の薬をもらったのに治りません。何科に行くべきですか?
内科で処方された抗生剤を5日ほど飲んでも症状が改善しない場合は、耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。耳鼻咽喉科では、内視鏡で鼻の奥を確認し、鼻の中に直接薬を入れて粘膜の腫れを取り、副鼻腔の出口を広げて鼻汁を吸引し、ネブライザーで薬液を届けるといった鼻の局所治療を併用できます。これにより内服薬だけより治りが早いことが多く、長引く副鼻腔炎の改善につながります。
Q5. 副鼻腔炎で歯が痛いときは何科を受診すればよいですか?
副鼻腔炎で上の奥歯が痛む場合、まず歯科で虫歯や歯周病がないか確認する方法があります。歯に異常がなければ副鼻腔炎が原因の可能性が高いため耳鼻咽喉科を、鼻づまりなど副鼻腔炎の症状がはっきりある場合も耳鼻咽喉科を受診しましょう。虫歯が原因で副鼻腔炎になる歯性上顎洞炎の場合は、歯科と耳鼻咽喉科の連携した治療が必要です。歯の痛みが続くときは両面から原因を確かめることが大切です。
まとめ|副鼻腔炎は何科?まずは耳鼻咽喉科の受診を
副鼻腔炎は、第一に耳鼻咽喉科が専門の診療科です。耳鼻咽喉科では内視鏡で鼻の奥を直接観察でき、鼻汁の吸引・ネブライザー療法・鼻洗浄・手術など、耳鼻咽喉科でしか行えない専門的な治療を受けられます。鼻づまり・黄色い鼻水・顔の痛みなどの症状がある場合は、耳鼻咽喉科の受診が基本です。
内科や小児科でも診断・初期治療は可能で、軽症なら治ることもありますが、抗生剤を5日ほど飲んでも改善しない場合や長引く場合は耳鼻咽喉科へ。歯が痛む場合は歯科との連携、頭痛が主な場合は脳神経外科という選択肢もありますが、副鼻腔炎そのものの専門治療は耳鼻咽喉科が中心です。
銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科では、副鼻腔炎を内視鏡などで専門的に評価し、原因に応じた治療をご提案しています。アレルギー性鼻炎が関係する場合は保険適用の鼻レーザー治療にも対応しています。
副鼻腔炎の症状にお悩みで受診先に迷っている銀座・東京エリアの方は、ぜひ一度ご相談ください。
※本記事は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。受診先や治療の適応は症状に応じて医師にご相談ください。
コレージュクリニックとは

当院は、いびきをはじめ、睡眠時無呼吸症候群や花粉症・アレルギー性鼻炎などの診療を専門とする耳鼻咽喉科クリニックです。
いびきは単なる音の問題にとどまらず、時に健康へ深刻な影響を及ぼすこともあります。当院では、原因や症状を丁寧に見極めたうえで、適切な診断と治療をご提案し、質の高い睡眠の回復をめざします。
一人ひとりに寄り添いながら、健やかな眠りと快適な毎日をサポートいたします。
レーザー治療は保険適用、自己負担は約3割
ほとんどの治療は健康保険が適用され、自己負担額はおよそ31,000円前後。保険証をお忘れなくご持参ください。
医師紹介
都筑 俊寛(つづく としひろ)

耳鼻咽喉科専門医。レーザー治療の臨床と研究に長年携わり、28,000件以上の治療実績をもつ。
- 日本耳鼻咽喉科学会認定 専門医
- 日本めまい平衡医学会 参与
- 日本臨床医療レーザー協会 会員
- 帝京大学医学部 元准教授
いびきは単なる音の問題ではありません。 睡眠の質を下げ、生活の質を大きく損なうこともあります。 専門医として、安心できる診断と治療を通じて、より良い毎日を取り戻すお手伝いができればと願っています。