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いびきで病院に行くべき?何科を受診するか目安を耳鼻科専門医が解説【銀座】
2026.09.25
「いびきがうるさいと家族に指摘された」「いびきで病院に行くべき?行くなら何科?」。いびきに悩んで病院を探そうとしても、耳鼻咽喉科・呼吸器内科・睡眠外来・歯科など選択肢が多く、どこに行けばいいか迷う方は少なくありません。
いびきは単なる音の問題ではなく、睡眠時無呼吸症候群という重大な病気が隠れているサインのこともあります。放置すると生活習慣病や心血管疾患のリスクを高めることもあるため、受診の目安と適切な診療科を知ることが大切です。
この記事では、いびきで病院に行くべき目安と、何科を受診すべきか、病院での検査・治療の流れまで、耳鼻咽喉科専門医の立場から解説します。

いびきで病院に行くべき?受診の目安
すべてのいびきが治療対象になるわけではありませんが、中には睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れた「危険ないびき」もあります。以下のような場合は、いびきで病院を受診することをおすすめします。
家族やパートナーから、睡眠中に呼吸が止まっていると指摘される場合。大きないびきを毎晩かいている場合。日中に強い眠気があり、会議中や運転中にうとうとしてしまう場合。朝起きたときに頭痛や熟睡感のなさがある場合。夜中に何度も目が覚める、息苦しさで目覚める場合。これらに当てはまる場合、いびきの背景に睡眠時無呼吸症候群がある可能性があります。睡眠時無呼吸症候群を放置すると、高血圧・糖尿病・心疾患・脳血管疾患などのリスクが高まることが知られているため、早めに病院で相談することが大切です。
いびきは何科を受診する?主な診療科
いびきの診察・治療ができる診療科は、主に次の4つです。それぞれの特徴を理解して、自分に合った受診先を選びましょう。
耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科は、いびきの原因となる鼻や喉(上気道)を専門的に診られる診療科です。いびきの多くは、鼻づまり、喉の奥の軟口蓋や口蓋垂のゆるみ、扁桃肥大など、上気道の狭窄が原因で起こります。耳鼻咽喉科では、内視鏡(ファイバースコープ)で鼻から喉までを直接観察し、いびきの原因がどこにあるかを見極められます。原因に応じて、鼻の治療、レーザー治療、手術などの選択肢があり、いびきの原因そのものにアプローチできるのが強みです。鼻づまりを伴ういびきや、原因を詳しく調べたい場合に適しています。
呼吸器内科・睡眠外来(いびき外来)
呼吸器内科や、睡眠障害を専門に扱う睡眠外来(いびき外来)は、重症の睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合に適しています。「夜中に何度も息が止まっている」「日中の眠気が強くて仕事に支障が出る」といった場合、これらの診療科で睡眠時無呼吸症候群の検査と、CPAP療法(持続陽圧呼吸療法)などの治療を受けられます。全身管理を含めた睡眠時無呼吸症候群の治療を得意としています。
歯科
歯科では、いびきや軽症〜中等症の睡眠時無呼吸症候群に対して、マウスピース(口腔内装置)による治療を受けられます。下あごを前方に固定して気道を確保する装置で、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は保険適用で作製できます(医科での診断と紹介状が必要)。
いびきは何科がおすすめ?診療科の選び方
「いびきで何科を受診すべきかは、いびきの原因や重症度によって変わります。私が耳鼻咽喉科医としてお伝えしたいのは、いびきの原因の多くが鼻や喉にあるため、まず耳鼻咽喉科で原因を調べるのが理にかなっているということです。
耳鼻咽喉科では、内視鏡で鼻から喉までを直接見て、鼻づまりが原因なのか、喉の軟口蓋のゆるみが原因なのか、扁桃肥大があるのかを見極められます。そのうえで、鼻の治療やレーザー治療など原因に応じた治療を提案できます。一方、検査で中等症〜重症の睡眠時無呼吸症候群が見つかった場合は、CPAP療法が第一選択となり、必要に応じて呼吸器内科や睡眠外来と連携します。どこに行けばいいか迷う場合は、まず耳鼻咽喉科で相談し、原因を調べることから始めるとよいでしょう。」
都筑俊寛 銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科 院長 / 耳鼻咽喉科専門医 医師プロフィールはこちら
診療科の選び方の目安を整理します。鼻づまりを伴ういびき、いびきの原因を詳しく調べたい、レーザー治療や手術を検討したい場合は、耳鼻咽喉科が適しています。夜中に何度も呼吸が止まる、日中の眠気が非常に強いなど重症の睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、呼吸器内科や睡眠外来も選択肢です。マウスピースでの治療を希望する場合は歯科ですが、睡眠時無呼吸症候群の診断は医科で受ける必要があります。子供のいびきは、扁桃やアデノイドの肥大が原因のことが多いため耳鼻咽喉科が適しています。
どこに行けばいいか迷う場合は、いびきの原因の多くが鼻や喉にあることから、まず耳鼻咽喉科で原因を調べるのがおすすめです。近くにこれらの専門的な診療科がない場合は、かかりつけ医に相談して適切な診療科を紹介してもらう方法もあります。大切なのは、いびきを指摘されたら放置せず、早めに病院で相談することです。
いびきで病院を受診したときの検査の流れ
いびきで病院を受診すると、まず問診で症状や生活習慣、家族からの指摘などを確認します。耳鼻咽喉科では、内視鏡で鼻や喉の状態を観察し、いびきの原因となる部位を調べます。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、検査を行います。簡易検査は、自宅で就寝時に手指や鼻にセンサーを装着し、睡眠中の呼吸状態や血中酸素濃度を測定する検査です。より精密な評価が必要な場合は、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)で睡眠の状態を詳しく調べます。これらの検査で無呼吸低呼吸指数(AHI)を測定し、睡眠時無呼吸症候群の有無や重症度を評価します。検査結果に基づいて、適切な治療法が選択されます。
いびきの病院での治療法
いびきの治療は、原因や重症度に応じて選択されます。病院で受けられる主な治療法は次のとおりです。
いびきのレーザー治療は、喉の軟口蓋や口蓋垂にレーザーを照射して気道を広げる治療で、日帰りで受けられます。CPAP療法は、中等症〜重症の睡眠時無呼吸症候群に対する標準治療で、睡眠時にマスクから空気を送り込みます。マウスピース(口腔内装置)は、軽症〜中等症に用いられます。鼻づまりが原因の場合は、アレルギー性鼻炎に対する鼻レーザー治療などの鼻の治療が有効です。扁桃肥大など明確な原因がある場合は手術が検討されます。あわせて、減量・節酒・睡眠姿勢の見直しといった生活習慣の改善も大切です。
いびき治療の種類(レーザー・CPAP・マウスピース)の比較はこちら
銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科のいびき治療について
銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科は、東京都中央区銀座7丁目に位置する耳鼻咽喉科クリニックです。院長の都筑俊寛医師は、いびき・睡眠時無呼吸症候群に対するレーザー治療(外来のみ)において2001年から2022年で累計29,000件の実績を持つ、耳鼻咽喉科専門医です。内視鏡でいびきの原因を見極め、患者さんに適した治療をご提案しています。
当院のいびき・睡眠時無呼吸症候群、および花粉症・アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療は、保険診療が適用されます。費用は全国一律の診療報酬に基づいており、いびき・無呼吸のレーザー治療費は3割負担でおよそ31,000円前後、初診・検査費用は約3,000〜12,000円、再診費用は約1,000〜2,000円程度が目安です(症状により検査内容が異なるため費用には幅があります。薬の処方がある場合は別途費用がかかります。お支払いは現金のみとなります)。健康保険証をご持参いただければ保険診療としての費用で治療が可能です。保険証をお忘れの場合や保険適用外の症状に対する治療は自由診療扱いとなります。治療の適応は医師が初診時に判断いたします。
「いびきで病院に行くべきか迷っている」「いびきの原因を専門的に調べたい」という銀座・東京エリアの方は、ぜひ一度ご相談ください。
いびきの病院・受診に関するよくあるご質問(FAQ)
Q1. いびきで病院に行くべき目安はありますか?
以下のような場合は、いびきで病院を受診することをおすすめします。家族から睡眠中に呼吸が止まっていると指摘される、大きないびきを毎晩かいている、日中に強い眠気がある、朝起きたときに頭痛や熟睡感のなさがある、夜中に何度も目が覚める場合などです。これらは睡眠時無呼吸症候群が隠れているサインの可能性があります。放置すると生活習慣病などのリスクが高まるため、早めの受診が大切です。
Q2. いびきは何科を受診すればよいですか?
いびきの診察・治療ができる診療科は、主に耳鼻咽喉科・呼吸器内科・睡眠外来(いびき外来)・歯科の4つです。いびきの原因の多くは鼻や喉にあるため、まず耳鼻咽喉科で原因を調べるのがおすすめです。重症の睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は呼吸器内科や睡眠外来、マウスピース治療を希望する場合は歯科も選択肢です。迷う場合は耳鼻咽喉科から始めるとよいでしょう。
Q3. いびきで耳鼻咽喉科と呼吸器内科はどちらがいいですか?
鼻づまりを伴ういびきや、いびきの原因を詳しく調べたい、レーザー治療や手術を検討したい場合は耳鼻咽喉科が適しています。耳鼻咽喉科は内視鏡で鼻から喉までを直接観察し、原因にアプローチできるのが強みです。一方、夜中に何度も呼吸が止まる、日中の眠気が非常に強いなど重症の睡眠時無呼吸症候群が疑われCPAP療法を含む全身管理が必要な場合は、呼吸器内科や睡眠外来が適しています。まず耳鼻咽喉科で原因を調べ、必要に応じて連携する方法もあります。
Q4. いびきで病院に行くとどんな検査をしますか?
いびきで病院を受診すると、まず問診で症状や生活習慣を確認し、耳鼻咽喉科では内視鏡で鼻や喉の状態を観察します。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、自宅でできる簡易検査で睡眠中の呼吸状態や血中酸素濃度を測定し、必要に応じて終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)でより詳しく調べます。これらの検査で無呼吸低呼吸指数(AHI)を測定し、睡眠時無呼吸症候群の有無や重症度を評価して治療方針を決めます。
Q5. 子供のいびきは何科の病院を受診すればよいですか?
子供のいびきは、扁桃やアデノイドの肥大が原因のことが多いため、耳鼻咽喉科の受診がおすすめです。耳鼻咽喉科では子供の鼻や喉の状態を専門的に評価できます。子供が習慣的にいびきをかく、睡眠中に呼吸が止まって見える、口を開けて寝ているといった場合は、早めに耳鼻咽喉科に相談してください。子供の睡眠時無呼吸症候群は成長にも影響することがあるため、放置せず受診することが大切です。
まとめ|いびきで病院に行くなら、まず耳鼻咽喉科で原因を
いびきで病院に行くべき目安は、家族から無呼吸を指摘される、日中の強い眠気、大きないびきなどです。これらは睡眠時無呼吸症候群が隠れているサインのことがあり、放置すると生活習慣病などのリスクを高めるため、早めの受診が大切です。
いびきの診療科は、耳鼻咽喉科・呼吸器内科・睡眠外来・歯科が定番です。いびきの原因の多くは鼻や喉にあるため、まず耳鼻咽喉科で内視鏡により原因を調べるのがおすすめです。重症の睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は呼吸器内科や睡眠外来と連携し、マウスピースは歯科という選択肢もあります。
銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科では、いびきレーザー治療の豊富な実績を持つ耳鼻咽喉科専門医が、内視鏡でいびきの原因を見極め、原因に応じた治療をご提案しています。いびき・睡眠時無呼吸症候群のレーザー治療は保険診療が適用され、明確な費用のもとで治療を受けていただけます。
いびきで病院の受診を検討している銀座・東京エリアの方は、ぜひ一度ご相談ください。
※本記事は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。受診先や治療の適応は症状に応じて医師が診察のうえ判断します。
コレージュクリニックとは

当院は、いびきをはじめ、睡眠時無呼吸症候群や花粉症・アレルギー性鼻炎などの診療を専門とする耳鼻咽喉科クリニックです。
いびきは単なる音の問題にとどまらず、時に健康へ深刻な影響を及ぼすこともあります。当院では、原因や症状を丁寧に見極めたうえで、適切な診断と治療をご提案し、質の高い睡眠の回復をめざします。
一人ひとりに寄り添いながら、健やかな眠りと快適な毎日をサポートいたします。
レーザー治療は保険適用、自己負担は約3割
ほとんどの治療は健康保険が適用され、自己負担額はおよそ31,000円前後。保険証をお忘れなくご持参ください。
医師紹介
都筑 俊寛(つづく としひろ)

耳鼻咽喉科専門医。レーザー治療の臨床と研究に長年携わり、28,000件以上の治療実績をもつ。
- 日本耳鼻咽喉科学会認定 専門医
- 日本めまい平衡医学会 参与
- 日本臨床医療レーザー協会 会員
- 帝京大学医学部 元准教授
いびきは単なる音の問題ではありません。 睡眠の質を下げ、生活の質を大きく損なうこともあります。 専門医として、安心できる診断と治療を通じて、より良い毎日を取り戻すお手伝いができればと願っています。