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鼻づまりに効くツボ7選|即効性が期待できる押し方を耳鼻科専門医が解説【銀座】
2026.09.25
「鼻づまりがつらいけれど、今すぐ手軽に和らげたい」「薬に頼らず鼻の通りをよくしたい」。そんなとき、道具もいらず自分でできるセルフケアとして知られているのが、鼻づまりに効くツボです。
鼻づまりに効くとされるツボは、顔まわりだけでなく手や首にもあり、正しい位置を優しく刺激することで、鼻の通りが楽になることが期待できます。鼻詰まりのつらさを手軽に和らげたい方に知られているセルフケアです。ただし、ツボ押しはあくまで一時的なセルフケアであり、鼻づまりが続く場合はその原因への対処が大切です。
この記事では、鼻づまりに効くツボ7選の位置と押し方、寝れないときの対処、そしてツボの限界と鼻づまりが続く場合の治療まで、耳鼻咽喉科専門医の立場から解説します。

鼻づまりにツボが効くとされる理由
鼻づまりに対してツボ押しが用いられるのは、東洋医学の考え方に基づいています。東洋医学では、体には「経絡(けいらく)」というエネルギーの通り道があり、その上にある「ツボ」を刺激することで、体の不調を整えると考えられています。
鼻づまりに効くとされるツボを刺激すると、鼻の周囲の血行が促され、粘膜の腫れが和らいで鼻の通りが楽になることが期待できます。ツボ押しは、特別な道具を必要とせず、いつでもどこでも手軽に行えるのがメリットです。ただし、ツボ押しによる鼻づまりの緩和は一時的なもので、効果には個人差があります。鼻づまりの根本的な原因を治すものではないという点は理解しておくことが大切です。
鼻づまりに効くツボ7選と押し方
鼻づまりに効くとされる代表的なツボを7つ、位置と押し方とあわせて紹介します。顔まわりのツボは皮膚が薄く内出血しやすいため、強く押しすぎず優しく刺激することがポイントです。
①迎香(げいこう)
迎香は、小鼻の両脇のくぼみにあるツボで、鼻づまりに最も代表的なツボです。「香りを迎える」という名前の通り、鼻の通りや嗅覚に関わるツボとされています。両手の人差し指をツボに当て、10秒ほどを1セットに、鼻の通りがよくなるまで優しく押します。円を描くようにマッサージするのも効果的とされています。即効性が期待できるツボとして知られています。
②鼻通(びつう)
鼻通は、迎香のやや上、鼻の付け根の両側にあるツボです。その名の通り、鼻の通りに関わるツボとされ、鼻づまりの緩和に用いられます。両手の人差し指で、静かに少し長めに押すと効果が出やすいといわれています。迎香とあわせて刺激するとよいでしょう。
③印堂(いんどう)
印堂は、左右の眉と眉の間(眉間)にあるツボです。鼻の通りを促すとともに、頭の疲れを和らげる働きもあるとされ、鼻づまりで集中力が落ちているときにも用いられます。指の腹で、少し強めにじわじわと押すのがポイントです。
④晴明(せいめい)
晴明は、左右の目頭と鼻の付け根の間にあるツボで、鼻づまりや鼻水の改善が期待できるツボです。目の疲れやかすみにも用いられます。鼻の横に両人差し指をあて、マッサージするように指を上下に動かします。目の疲れがたまっている就寝前に押すのもおすすめです。
⑤合谷(ごうこく)
合谷は、手の甲側で親指と人差し指の骨が合流するところの、やや人差し指寄りにあるツボです。鼻の通りに関わる経絡上にあるとされ、鼻水や鼻づまりに用いられる万能のツボとして知られています。反対側の親指で、人差し指に向けて押します。顔に触れずにできるため、外出先でも手軽に刺激できるのがメリットです。
⑥大椎(たいつい)
大椎は、下を向いたときに首の後ろで最も出っ張る骨のすぐ下にあるツボです。鼻づまりや鼻水を緩和する働きがあるといわれています。押しにくい場合は、横向きやうつ伏せに寝た状態で行ったり、カイロやホットタオルで温めたりするのもおすすめです。
⑦攅竹(さんちく)
攅竹は、左右の眉頭の内側にあるくぼみのツボです。鼻づまりのほか、目の疲れや頭の重さにも用いられます。両手の親指をツボに当て、優しく押し上げるように刺激します。デスクワークの合間のリフレッシュにも取り入れやすいツボです。
鼻づまりのツボ押しを効果的に行うコツ
「鼻づまりのツボについて患者さんからご質問をいただくことがあります。ツボ押しは手軽なセルフケアとして、鼻の通りを一時的に楽にする助けになることがあります。行う際は、顔まわりのツボは皮膚が薄く内出血しやすいので、強く押しすぎず優しく刺激すること、蒸しタオルなどで温めながら行うと血行が促されやすいことを覚えておくとよいでしょう。
ただ、耳鼻咽喉科医としてお伝えしたいのは、ツボ押しはあくまで一時的なセルフケアであり、鼻づまりの原因そのものを治すものではないということです。鼻づまりの裏には、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、鼻中隔弯曲症などの原因が隠れていることが多くあります。ツボ押しで一時的に楽になっても、鼻づまりが続く場合は、原因を突き止めて適切な治療を受けることが根本的な改善につながります。」
都筑俊寛 銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科 院長 / 耳鼻咽喉科専門医 医師プロフィールはこちら
鼻づまりのツボ押しを効果的に行うためのコツをまとめます。顔まわりのツボは優しく押すこと、10秒ほどを1セットに数回繰り返すこと、蒸しタオルや入浴で体を温めてから行うと血行が促され効果が出やすいこと、就寝前に行うと夜間の鼻づまりの緩和に役立つことなどです。ツボ押しは強い痛みを感じるほど押す必要はなく、心地よいと感じる程度の強さで行うことが大切です。
鼻づまりで寝れないときのツボとあわせた対処法
鼻づまりで寝れないときは、ツボ押しとあわせて以下の対処を組み合わせると、鼻の通りが楽になることがあります。
横向きで寝ると、下側になった鼻がつまりやすくなる一方で上側の鼻は通りやすくなることがあります。上半身を少し高くして寝ると、鼻の血流のうっ滞が和らぎ鼻づまりが楽になることがあります。蒸しタオルを鼻の上に当てて温めると、血行が促され鼻の通りがよくなることがあります。寝室を加湿して湿度を50〜60%に保つことも、鼻や喉の粘膜の乾燥を防ぎ鼻づまりの悪化を防ぎます。これらの対処とツボ押しを組み合わせることで、就寝時の鼻づまりを和らげる助けになります。ただし、鼻づまりで眠れない状態が続く場合は、原因の治療が必要です。
鼻づまりのツボ押しの限界と注意点
鼻づまりのツボ押しは手軽なセルフケアですが、限界と注意点を理解しておくことが大切です。
ツボ押しによる鼻づまりの緩和は一時的なもので、効果には個人差があります。鼻づまりの根本的な原因を治すものではないため、ツボ押しで一時的に楽になっても、原因が残っていれば鼻づまりはぶり返します。また、顔まわりのツボは皮膚が薄いため、強く押しすぎると内出血の原因になります。優しく刺激することが大切です。
そして最も重要なのは、鼻づまりが長引く場合、その裏にアレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・鼻中隔弯曲症・鼻茸などの治療が必要な原因が隠れている可能性があるという点です。ツボ押しで様子を見続けて受診が遅れると、原因となる疾患が進行することもあります。鼻づまりが続く場合は、ツボ押しだけに頼らず、耳鼻咽喉科で原因を確かめることをお勧めします。
鼻づまりが続く場合は原因の治療を
ツボ押しなどのセルフケアを行っても鼻づまりが改善しない場合や、鼻づまりが慢性的に続く場合は、耳鼻咽喉科で原因を突き止めて治療することが大切です。鼻づまりの主な原因には、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻中隔弯曲症、鼻茸などがあります。
耳鼻咽喉科では、内視鏡などで鼻の状態を確認し、原因に応じた治療を行います。アレルギー性鼻炎が原因の場合は、抗アレルギー薬や、鼻の粘膜にレーザーを照射してアレルギー反応を起こしにくくする鼻レーザー治療が選択肢になります。鼻レーザー治療は健康保険が適用され、日帰りで受けられます。副鼻腔炎が原因の場合は、その治療を行います。鼻づまりの原因に応じた治療を受けることが、根本的な改善につながります。
銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科の鼻づまり治療について
銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科は、東京都中央区銀座7丁目に位置する耳鼻咽喉科クリニックです。院長の都筑俊寛医師は、レーザー治療の実績が豊富な耳鼻咽喉科専門医です。「ツボ押しをしても鼻づまりが続く」「慢性的な鼻づまりを根本から改善したい」という方に対し、内視鏡などで原因を評価し、原因に応じた治療をご提案しています。
鼻づまりの原因がアレルギー性鼻炎にある場合は、保険適用の鼻レーザー治療を行っています。花粉症・アレルギー性鼻炎のレーザー治療費は3割負担でおよそ10,000円、初診・検査費用は約4,000〜12,000円、再診費用は約1,000〜2,000円程度が目安です(症状により検査内容が異なるため費用には幅があります。薬の処方がある場合は別途費用がかかります。お支払いは現金のみとなります)。治療の適応は医師が初診時に判断いたします。
「鼻づまりが続いてつらい」「セルフケアで改善しない鼻づまりを相談したい」という銀座・東京エリアの方は、ぜひ一度ご相談ください。
鼻づまりのツボに関するよくあるご質問(FAQ)
Q1. 鼻づまりに即効性のあるツボはどこですか?
鼻づまりに即効性が期待できる代表的なツボは、小鼻の両脇のくぼみにある「迎香(げいこう)」です。「香りを迎える」という名前の通り、鼻の通りに関わるツボとされ、両手の人差し指で10秒ほどを1セットに優しく押します。このほか、迎香のやや上にある「鼻通(びつう)」、眉間にある「印堂(いんどう)」、手の親指と人差し指の間にある「合谷(ごうこく)」も鼻づまりに用いられます。効果には個人差があります。
Q2. 鼻づまりのツボの押し方のコツはありますか?
鼻づまりのツボを押すときは、強く押しすぎないことが大切です。特に顔まわりのツボは皮膚が薄く内出血しやすいため、心地よいと感じる程度の強さで優しく刺激します。10秒ほどを1セットに数回繰り返し、蒸しタオルや入浴で体を温めてから行うと血行が促され効果が出やすいとされています。就寝前に行うと、夜間の鼻づまりの緩和に役立ちます。
Q3. 鼻づまりで寝れないときにツボは効きますか?
鼻づまりで寝れないときは、迎香や鼻通などのツボ押しが鼻の通りを一時的に楽にする助けになることがあります。あわせて、上半身を少し高くして寝る、蒸しタオルで鼻を温める、寝室を加湿するといった対処を組み合わせると効果的です。ただし、ツボ押しは一時的な緩和であり、鼻づまりで眠れない状態が続く場合は、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの原因の治療が必要です。
Q4. 鼻づまりのツボ押しだけで鼻づまりは治りますか?
鼻づまりのツボ押しは、鼻の通りを一時的に楽にする助けにはなりますが、鼻づまりの根本的な原因を治すものではありません。効果には個人差があり、ツボ押しで一時的に楽になっても原因が残っていれば鼻づまりはぶり返します。鼻づまりが長引く場合は、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの治療が必要な原因が隠れている可能性があるため、耳鼻咽喉科で原因を確かめることをお勧めします。
Q5. ツボ押しをしても鼻づまりが治らないときはどうすればよいですか?
ツボ押しなどのセルフケアをしても鼻づまりが改善しない場合や、慢性的に続く場合は、耳鼻咽喉科を受診してください。鼻づまりの主な原因には、アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・鼻中隔弯曲症・鼻茸などがあります。耳鼻咽喉科では内視鏡などで原因を評価し、アレルギー性鼻炎には抗アレルギー薬や保険適用の鼻レーザー治療、副鼻腔炎にはその治療など、原因に応じた治療を行います。原因の治療が根本的な改善につながります。
まとめ|鼻づまりのツボは一時的なセルフケア。続く場合は原因治療を
鼻づまりに効くツボには、迎香・鼻通・印堂・晴明・合谷・大椎・攅竹などがあり、正しい位置を優しく刺激することで鼻の通りが一時的に楽になることが期待できます。顔まわりのツボは皮膚が薄いため優しく押すこと、蒸しタオルで温めながら行うことがコツです。鼻づまりで寝れないときは、ツボ押しに加えて上半身を高くする・加湿するなどの対処を組み合わせるとよいでしょう。
ただし、ツボ押しによる緩和は一時的なもので、効果には個人差があり、鼻づまりの根本原因を治すものではありません。鼻づまりが続く場合は、アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・鼻中隔弯曲症などの治療が必要な原因が隠れている可能性があります。
銀座PHCクリニック耳鼻喉科では、セルフケアで改善しない鼻づまりの原因を評価し、アレルギー性鼻炎には保険適用の鼻レーザー治療など、原因に応じた治療をご提案しています。
セルフケアで治らない鼻づまりにお悩みの銀座・東京エリアの方は、ぜひ一度ご相談ください。
※本記事は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。ツボ押しの効果には個人差があり、鼻づまりの原因や治療の適応は医師が診察のうえ判断します。
コレージュクリニックとは

当院は、いびきをはじめ、睡眠時無呼吸症候群や花粉症・アレルギー性鼻炎などの診療を専門とする耳鼻咽喉科クリニックです。
いびきは単なる音の問題にとどまらず、時に健康へ深刻な影響を及ぼすこともあります。当院では、原因や症状を丁寧に見極めたうえで、適切な診断と治療をご提案し、質の高い睡眠の回復をめざします。
一人ひとりに寄り添いながら、健やかな眠りと快適な毎日をサポートいたします。
レーザー治療は保険適用、自己負担は約3割
ほとんどの治療は健康保険が適用され、自己負担額はおよそ31,000円前後。保険証をお忘れなくご持参ください。
医師紹介
都筑 俊寛(つづく としひろ)

耳鼻咽喉科専門医。レーザー治療の臨床と研究に長年携わり、28,000件以上の治療実績をもつ。
- 日本耳鼻咽喉科学会認定 専門医
- 日本めまい平衡医学会 参与
- 日本臨床医療レーザー協会 会員
- 帝京大学医学部 元准教授
いびきは単なる音の問題ではありません。 睡眠の質を下げ、生活の質を大きく損なうこともあります。 専門医として、安心できる診断と治療を通じて、より良い毎日を取り戻すお手伝いができればと願っています。