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いびきが仕事に与える影響とは?日中の眠気・集中力低下を改善する方法【銀座の耳鼻咽喉科】

2025.12.31

「しっかり寝たはずなのに日中眠くて仕事に集中できない」「会議中にうとうとしてミスが増えた」と悩んでいませんか。その原因は、夜のいびきにあるかもしれません。いびきは単なる音の問題ではなく、睡眠の質を下げて日中のパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。

この記事では、東京・銀座の耳鼻咽喉科専門医の視点から、いびきが仕事に与える影響と、その背景にある睡眠時無呼吸症候群、日中の眠気・集中力低下を改善する方法について解説します。

いびきが仕事に影響する仕組み〜睡眠の分断とは

いびきは、睡眠中に上気道(鼻から喉にかけての空気の通り道)が狭くなり、空気が通る際に軟口蓋や口蓋垂などの粘膜が振動して生じる音です。気道が狭い状態で眠っていると、体は無理に空気を通そうとして呼吸に力を使い、睡眠が浅くなります。

いびきが激しいと夜中に何度も脳が浅い覚醒を繰り返し、睡眠が分断されます。本人が目を覚まさなくても、脳と体は十分に休めていません。その結果、睡眠時間は足りているはずなのに疲れが取れず、日中に強い眠気を感じるようになります。これが、いびきが仕事に影響する基本的な仕組みです。

いびきが仕事に与える具体的な影響

いびきによる睡眠の質の低下は、日中のさまざまな場面に影響します。

日中の眠気による集中力・判断力の低下

睡眠が分断されると、日中に強い眠気が生じ、集中力や判断力が低下します。会議中に意識が朦朧としたり、デスクワーク中についうとうとしたりして、仕事の能率が落ちることがあります。

業務ミスの増加とパフォーマンス低下

集中力の低下は、確認漏れや入力ミスといった業務上のミスにつながりやすくなります。眠気やだるさが慢性化すると、本来の力を発揮できず、評価や昇進に影響が出ることも指摘されています。

運転中の居眠りと事故のリスク

特に注意が必要なのが、運転中の居眠りです。睡眠時無呼吸症候群のある方は、そうでない方に比べて交通事故のリスクが高いという報告があります。通勤や営業で運転する方にとって、日中の強い眠気は重大な事故につながりかねない問題です。

気分の不安定・対人関係への影響

睡眠不足はイライラや気分の落ち込みを招きやすく、職場の対人関係にも影響することがあります。起床時のだるさや頭痛が続くと、朝から仕事への意欲が湧きにくくなることもあります。

いびきの背景に隠れる睡眠時無呼吸症候群(SAS)

日中の眠気を伴ういびきで特に注意したいのが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。SASは睡眠中に10秒以上の呼吸停止(無呼吸)や換気量の大幅な低下(低呼吸)を繰り返す病気で、そのたびに脳が覚醒し睡眠が深く分断されます。

激しいいびきが突然静かになり、その後に大きな音とともに呼吸が再開するのが特徴です。SASを放置すると、日中のパフォーマンス低下だけでなく、高血圧・糖尿病・心筋梗塞・脳卒中などの合併症リスクが高まります。仕事への影響が続く場合、単なる寝不足ではなくSASが隠れている可能性を考える必要があります。ご自身の状態が気になる方は睡眠時無呼吸症候群の症状セルフチェック記事自分のいびきで目が覚める原因を解説した記事で確認してみてください。

「気合いが足りない」「疲れているだけ」と日中の眠気を我慢してしまう働き盛りの方は少なくありません。しかし、いくら寝ても眠気が取れない、いびきを指摘される、といった状態が続く場合は、睡眠時無呼吸症候群が背景にあることがあります。適切に治療すれば日中の眠気が改善し、仕事のパフォーマンスが戻る方も多くいらっしゃいます。我慢せず、一度検査を受けていただきたいと思います。

都筑俊寛 銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科 院長 / 耳鼻咽喉科専門医 医師プロフィールはこちら

いびきによる日中の眠気・集中力低下を改善する方法

いびきを改善して睡眠の質を取り戻すことが、日中のパフォーマンス改善につながります。まずは生活習慣の見直しから始められます。

横向きで寝る

仰向けで寝ると重力で舌が喉に落ち込み、気道が狭くなります。横向きの姿勢は気道が確保されやすく、抱き枕を使うと姿勢が安定します。

適正体重を維持する

体重が増えると首まわりや舌に脂肪がつき、気道が狭くなっていびきが悪化します。減量はいびきの改善に有効です。

就寝前の飲酒を控える

アルコールには筋肉を緩める作用があり、就寝前の飲酒はいびきを悪化させ睡眠の質も下げます。飲む場合は就寝の4時間前までを目安にしましょう。

鼻づまりを治療する

鼻がつまると口呼吸になり、いびきの原因となります。花粉症やアレルギー性鼻炎による鼻づまりがある場合は、治療で改善が期待できます。鼻といびきの関係は鼻詰まりがいびきの原因になる仕組みを解説した記事をご覧ください。

改善しないときは耳鼻咽喉科へ|東京・銀座で受けられる検査と治療

セルフケアで改善しない場合や、日中の眠気が仕事に支障をきたしている場合は、耳鼻咽喉科での検査をおすすめします。鼻や喉の状態を内視鏡で確認し、自宅でできる睡眠検査で無呼吸の有無や重症度を調べます。

治療は原因に応じて選択されます。鼻づまりが原因の場合は保険診療の鼻レーザー治療(3割負担で治療費約10,000円、初診検査約4,000〜12,000円が目安)が有効なことがあり、詳しくは鼻レーザー治療のページをご覧ください。睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、重症度に応じてCPAP療法(3割負担で月額約5,000円程度)などが検討されます。いびきが主体で重症の無呼吸がない場合は、喉へのいびきレーザー治療も選択肢です。当院では保険診療で治療費約31,000円前後(初診検査約3,000〜12,000円)が目安で、当院院長はいびきレーザー治療(外来のみ)を2001年から2022年で累計29,000件行ってきた実績があります。詳細はいびきレーザー治療の効果と費用の記事をご覧ください。

いびきが仕事に与える影響に関するよくある質問(FAQ)

Q1. しっかり寝ているのに日中眠いのは、いびきが仕事に影響しているのでしょうか?

十分な睡眠時間をとっても日中に強い眠気がある場合、いびきによる睡眠の分断が原因のことがあります。いびきで脳が何度も浅く覚醒すると、睡眠の質が下がり、仕事中の眠気や集中力低下につながります。眠気が続く場合は検査をおすすめします。

Q2. いびきが仕事のミスや集中力低下の原因になることはありますか?

あります。いびきで睡眠の質が下がると日中の集中力や判断力が低下し、確認漏れなどの業務ミスが増えやすくなります。背景に睡眠時無呼吸症候群がある場合は、治療によって仕事のパフォーマンスが改善することもあります。

Q3. いびきによる日中の眠気は運転する仕事にどんな影響がありますか?

運転中の居眠りは重大な事故につながる危険があります。睡眠時無呼吸症候群のある方は交通事故のリスクが高いという報告があり、運転を伴う仕事の方は特に注意が必要です。強い眠気がある場合は早めに検査を受けてください。

Q4. いびきを治すと仕事への影響は改善しますか?

いびきを改善して睡眠の質が戻ると、日中の眠気や集中力低下が軽減し、仕事のパフォーマンスの改善が期待できます。原因が睡眠時無呼吸症候群の場合も、適切な治療で日中の眠気が改善する方が多くいます。

Q5. 仕事が忙しくても受けられるいびきの検査はありますか?

睡眠時無呼吸症候群の検査には自宅でできる簡易検査があり、仕事で忙しい方でも受けやすい方法です。まず耳鼻咽喉科で診察を受け、必要に応じて検査を行います。銀座・東京エリアでは当院でも対応しています。

まとめ|いびきが仕事に与える影響を知り、早めの対策を

いびきは睡眠を分断し、日中の眠気や集中力低下を招いて仕事のパフォーマンスに影響します。業務ミスの増加や運転中の事故リスク、気分の不安定にもつながり、背景に睡眠時無呼吸症候群が隠れていることもあります。いくら寝ても眠気が取れない、いびきを指摘されるという方は、東京・銀座の耳鼻咽喉科で原因を調べ、早めに対策することをおすすめします。

※本記事は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。症状には個人差があり、検査や治療の適応は医師が診察のうえ判断します。

 

コレージュクリニックとは

当院は、いびきをはじめ、睡眠時無呼吸症候群や花粉症・アレルギー性鼻炎などの診療を専門とする耳鼻咽喉科クリニックです。 いびきは単なる音の問題にとどまらず、時に健康へ深刻な影響を及ぼすこともあります。当院では、原因や症状を丁寧に見極めたうえで、適切な診断と治療をご提案し、質の高い睡眠の回復をめざします。
一人ひとりに寄り添いながら、健やかな眠りと快適な毎日をサポートいたします。

レーザー治療は保険適用、自己負担は約3割

ほとんどの治療は健康保険が適用され、自己負担額はおよそ31,000円前後。保険証をお忘れなくご持参ください。

コレ―ジュクリニックとは

医師紹介

都筑 俊寛(つづく としひろ)

耳鼻咽喉科専門医。レーザー治療の臨床と研究に長年携わり、28,000件以上の治療実績をもつ。

  • 日本耳鼻咽喉科学会認定 専門医
  • 日本めまい平衡医学会 参与
  • 日本臨床医療レーザー協会 会員
  • 帝京大学医学部 元准教授

いびきは単なる音の問題ではありません。 睡眠の質を下げ、生活の質を大きく損なうこともあります。 専門医として、安心できる診断と治療を通じて、より良い毎日を取り戻すお手伝いができればと願っています。

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