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鼻づまり手術は日帰りで可能?レーザー治療の流れと当日の注意点【銀座の耳鼻咽喉科】
2026.02.06
「慢性的な鼻づまりを手術で治したいけれど、入院はしたくない」「日帰りでできる鼻の手術はあるのか」と考えている方は多いのではないでしょうか。アレルギー性鼻炎や花粉症による鼻づまりに対しては、入院を必要としない日帰りのレーザー治療という選択肢があります。
この記事では、東京・銀座の耳鼻咽喉科専門医の視点から、鼻づまり手術が日帰りで可能な理由、レーザー治療の流れと当日の注意点、術後の経過について解説します。
鼻づまり手術は日帰りで可能|レーザー治療という選択肢
慢性的な鼻づまりの多くは、アレルギー性鼻炎や花粉症によって鼻の中の下鼻甲介という粘膜が腫れ、空気の通り道が狭くなることで起こります。薬を使っても十分に改善しない場合、腫れた粘膜そのものにアプローチする治療が選択肢になります。
その代表が、レーザーで下鼻甲介の粘膜表面を焼く「下鼻甲介粘膜焼灼術」です。従来の鼻の手術は全身麻酔と入院を要しましたが、レーザー治療は局所麻酔で行え、出血が少なく短時間で終わるため、入院せず日帰りで受けられます。当院ではこの鼻のレーザー治療を保険診療で行っており、詳しくは鼻レーザー治療のページもご覧ください。
日帰りでできる鼻づまりレーザー治療の効果
レーザーで下鼻甲介の粘膜を焼くと、腫れていた粘膜が縮んで鼻の通り道が広がり、鼻づまりの改善が期待できます。同時に、アレルギー反応の起こる粘膜の過敏性が抑えられるため、くしゃみや鼻水にもある程度の効果が見込めます。
特に鼻づまりへの有効性が高い一方、鼻水やくしゃみが主な症状の方では効果がやや限定的なこともあります。また、鼻粘膜は時間とともに再生するため効果は永続的ではなく、持続期間には個人差があります。アレルギー体質そのものを治すわけではないため、症状を長期間和らげる対症療法という位置づけです。薬に頼らない体質改善を目指す場合は舌下免疫療法という選択肢もあります。
鼻づまりレーザー治療(日帰り手術)の流れ
日帰りの鼻づまりレーザー治療は、診察・検査と治療日を分けて進めるのが一般的です。
1. 診察・検査でアレルギーと適応を確認
まず問診と鼻の診察を行い、鼻づまりの原因を確認します。レーザー治療はアレルギー性鼻炎が主な対象となるため、アレルギー検査でアレルギーの有無や程度を評価します。診察の結果によっては、レーザー治療が適応とならない場合もあります。適応は医師が診察のうえ判断します。
2. 表面麻酔
治療当日は、麻酔薬を浸したガーゼを鼻の中に入れて表面麻酔を行います。効くまで15〜20分ほど待ちます。この表面麻酔により、治療中の痛みはほとんど感じにくくなります。
3. レーザー照射
麻酔が効いたら、腫れた下鼻甲介の粘膜表面にレーザーを照射します。片側あたり10分程度、両側でも短時間で終わります。出血はほとんどありません。
4. 確認して帰宅
出血がないことを確認し、その日のうちに帰宅できます。入院の必要はなく、治療全体でも院内滞在は短時間で済みます。
鼻づまり手術(日帰り)当日の注意点
日帰りで鼻づまりレーザー治療を受ける際は、当日いくつか気をつけておきたい点があります。
- 保険証を持参する:保険診療で受けるために必要です。忘れた場合や保険適用外の場合は自由診療扱いとなります。
- 血液をサラサラにする薬を服用中の方は事前に申告する:出血に関わるため、内科などで処方を受けている場合は事前に医師にお伝えください。
- 治療当日は激しい運動・飲酒を控える:治療後2〜3日程度は、強く鼻をかむこと、飲酒、激しい運動を避けましょう。
- 治療の時期に注意する:スギ花粉症の方は、花粉が飛散している時期に治療するとすでにある症状が悪化することがあるため、飛散前の時期に受けるのが効果的です。通年性のアレルギーの方は時期を問わず相談できます。
- お支払いは現金のみ:当院ではお支払いは現金のみとなります。
鼻づまりレーザー治療後の経過
術後は照射した粘膜が炎症を起こして一時的に腫れるため、数日〜1週間程度はかえって鼻づまりや鼻水が強くなることがあります。鼻水に少量の血が混じることもありますが、これは術後早期に見られる反応です。
その後、粘膜の表面にかさぶたがつき、1〜2週間ほどかけて徐々にはがれていくと、鼻の通りが良くなっていきます。花粉症に対する予防効果は治療後1〜2か月ほどで現れてきます。術後は経過を確認するため、指定の時期に再診していただきます。治療中や術後の痛みが気になる方は、鼻炎レーザー手術の痛みの程度と対策を解説した記事もあわせてご覧ください。
鼻づまりの手術というと入院や全身麻酔をイメージして不安に感じる方が多いのですが、アレルギー性鼻炎による鼻づまりであれば、日帰りのレーザー治療で負担を抑えて改善を目指せます。ただし、すべての鼻づまりがレーザーの適応になるわけではなく、鼻中隔の曲がりなどが原因の場合は別の治療が必要です。まずは原因を診察で見極めることが大切です。
都筑俊寛 銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科 院長 / 耳鼻咽喉科専門医 医師プロフィールはこちら
鼻づまりレーザー治療の費用〜保険適用で日帰り
当院の鼻づまりに対するレーザー治療は保険診療の適用対象で、全国一律の診療報酬に基づいて費用が決まります。目安は次のとおりです。
- 初診時の検査:約4,000〜12,000円(症状により検査内容が異なるため費用に幅があります)
- レーザー治療費:3割負担で約10,000円
- 再診:約1,000〜2,000円程度
薬を処方する場合は別途費用がかかります。日帰りのため入院費がかからず、全身麻酔の手術に比べて経済的な負担を抑えられる点もメリットです。
鼻づまりが原因のいびきにも日帰り治療が役立つ
鼻づまりは、口呼吸を招いていびきの原因にもなります。鼻の通りが良くなると口呼吸が減り、いびきの軽減につながることがあります。鼻づまりといびきの関係は鼻詰まりがいびきの原因になる仕組みを解説した記事をご覧ください。いびきや睡眠時無呼吸症候群でお悩みの場合は、いびきレーザー治療の効果と費用の記事もあわせて参考になります。
鼻づまり手術の日帰り治療に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 鼻づまり手術は本当に日帰りで受けられますか?入院は必要ですか?
アレルギー性鼻炎による鼻づまりに対するレーザー治療(下鼻甲介粘膜焼灼術)は局所麻酔で行うため、入院は必要なく日帰りで受けられます。治療当日は院内滞在も短時間で済み、その日のうちに帰宅できます。
Q2. 日帰りの鼻づまりレーザー治療の当日は、どのくらい時間がかかりますか?
当日は表面麻酔に15〜20分ほど、レーザー照射は両側でも短時間で終わります。診察・検査は別日に行うのが一般的です。日帰りのため、当日中に帰宅して普段どおりの生活に戻れます。
Q3. 鼻づまり手術を日帰りで受けたあと、当日は何に注意すればよいですか?
治療当日から2〜3日程度は、強く鼻をかむこと、飲酒、激しい運動を控えてください。術後数日は一時的に鼻づまりが強くなることがありますが、これは正常な反応です。
Q4. 日帰りの鼻づまりレーザー治療の費用はどのくらいですか?
当院の鼻づまりレーザー治療は保険適用で、3割負担で治療費約10,000円が目安です。初診時の検査は約4,000〜12,000円で、日帰りのため入院費はかかりません。薬の処方は別途費用となります。
Q5. すべての鼻づまりが日帰りレーザー手術で治りますか?
いいえ。日帰りレーザー治療はアレルギー性鼻炎による鼻づまりが主な対象です。鼻中隔の曲がりなど構造的な原因による鼻づまりには別の治療が必要なことがあります。原因を診察・検査で確認したうえで適した治療を選びます。
まとめ|鼻づまり手術は日帰りで可能|東京・銀座で相談を
アレルギー性鼻炎による鼻づまりは、日帰りのレーザー治療(下鼻甲介粘膜焼灼術)で入院せずに改善を目指せます。局所麻酔で行い、当日中に帰宅でき、費用は保険適用で3割負担約10,000円が目安です。術後は一時的に症状が強くなる時期がありますが、1〜2週間で落ち着いていきます。日帰りで鼻づまりの手術を検討している方は、まず東京・銀座の耳鼻咽喉科で原因と適応を確認することをおすすめします。
※本記事は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。症状には個人差があり、検査や治療の適応は医師が診察のうえ判断します。
コレージュクリニックとは

当院は、いびきをはじめ、睡眠時無呼吸症候群や花粉症・アレルギー性鼻炎などの診療を専門とする耳鼻咽喉科クリニックです。
いびきは単なる音の問題にとどまらず、時に健康へ深刻な影響を及ぼすこともあります。当院では、原因や症状を丁寧に見極めたうえで、適切な診断と治療をご提案し、質の高い睡眠の回復をめざします。
一人ひとりに寄り添いながら、健やかな眠りと快適な毎日をサポートいたします。
レーザー治療は保険適用、自己負担は約3割
ほとんどの治療は健康保険が適用され、自己負担額はおよそ31,000円前後。保険証をお忘れなくご持参ください。
医師紹介
都筑 俊寛(つづく としひろ)

耳鼻咽喉科専門医。レーザー治療の臨床と研究に長年携わり、28,000件以上の治療実績をもつ。
- 日本耳鼻咽喉科学会認定 専門医
- 日本めまい平衡医学会 参与
- 日本臨床医療レーザー協会 会員
- 帝京大学医学部 元准教授
いびきは単なる音の問題ではありません。 睡眠の質を下げ、生活の質を大きく損なうこともあります。 専門医として、安心できる診断と治療を通じて、より良い毎日を取り戻すお手伝いができればと願っています。