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鼻炎レーザー手術の痛みはどの程度?術中・術後の痛み対策を専門医が解説【銀座の耳鼻咽喉科】
2026.02.10
「鼻の中にレーザーを当てると聞くと痛そう」「鼻炎のレーザー手術の痛みに耐えられるか不安」と感じて治療をためらっている方は多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、鼻炎レーザー手術の痛みは多くの方が想像するよりも軽度です。
この記事では、東京・銀座の耳鼻咽喉科専門医の視点から、鼻炎レーザー手術の痛みの程度を術中・術後・処置時に分けて解説し、痛みを抑えるための対策についても紹介します。
鼻炎レーザー手術の痛みは想像より軽度|まず結論
鼻炎レーザー手術(下鼻甲介粘膜焼灼術)は、アレルギー性鼻炎や花粉症で腫れた鼻の粘膜にレーザーを照射し、粘膜を縮めて鼻づまりを改善する治療です。「レーザーで鼻を焼く」という言葉の印象から強い痛みを想像されがちですが、実際には表面麻酔を用いるため術中の痛みはほとんどなく、術後の痛みも数日で落ち着くことが多い治療です。
従来の全身麻酔・入院を要する手術と異なり、局所麻酔で行える日帰り治療である点も、体への負担が少ない理由です。治療の流れや当日の注意点は鼻づまり手術の日帰り治療の流れを解説した記事で詳しく紹介しています。
鼻炎レーザー手術の術中の痛み
表面麻酔で痛みを抑える
鼻炎レーザー手術では、治療の前に麻酔薬を浸したガーゼを鼻の中に入れ、15〜20分ほど表面麻酔を行います。注射麻酔ではなくガーゼによる表面麻酔が中心のため、麻酔そのものの痛みも抑えられます。この麻酔が効くことで、レーザー照射中の痛みはほとんど感じにくくなります。
照射中の感覚
麻酔が効いた状態でレーザーを照射するため、術中は痛みよりも「粘膜が焼けるにおい」を感じる程度という方が多くいます。片側あたり10分程度、両側でも短時間で終わり、出血もほとんどありません。痛みを感じやすい方には、痛みの程度に応じてレーザーの出力を調整するなどの配慮が可能です。
麻酔ガーゼ挿入時の違和感
一点、注意しておきたいのが、麻酔のガーゼを鼻の中に入れる際です。鼻腔が狭い方では、ガーゼを入れるときに軽い痛みや圧迫感を覚えることがあります。これは一時的なもので、麻酔が効けば治療中の痛みは気になりにくくなります。
鼻炎レーザー手術の術後の痛み
術後の痛みの程度と期間
術後は、鼻の中にヒリヒリとした感覚や軽い痛みを感じることがありますが、多くの場合2〜3日程度で落ち着いていきます。強い痛みが長く続くことは少なく、日常生活に大きな支障が出にくいのが特徴です。
術後の一時的な症状
痛みとは別に、術後数日〜1週間程度は照射した粘膜が炎症を起こし、一時的に鼻づまりや鼻水が強くなることがあります。鼻水に少量の血が混じることもありますが、これは術後早期に見られる反応です。その後、粘膜にかさぶたがつき、1〜2週間かけてはがれていくと鼻の通りが良くなっていきます。
処置時(かさぶた清掃)の痛み
術後の再診では、粘膜にできたかさぶたを清掃することがあります。この処置の際に軽い痛みを感じる方もいますが、多くは我慢できる程度で、通院を数回繰り返すうちに落ち着いていきます。
鼻炎レーザー手術の痛みを心配して治療をためらう方はとても多いのですが、実際に受けられた方からは「思ったより痛くなかった」という声をよくいただきます。表面麻酔をしっかり行うことで術中の痛みは抑えられますし、術後の痛みも鎮痛剤などで対応できます。痛みが不安な方こそ、我慢せず事前にご相談いただければ、その方に合わせた配慮ができます。
都筑俊寛 銀座PHCクリニック耳鼻咽喉科 院長 / 耳鼻咽喉科専門医 医師プロフィールはこちら
鼻炎レーザー手術の痛みを抑える対策
鼻炎レーザー手術の痛みは、いくつかの工夫でさらに抑えられます。
表面麻酔を十分に行う
痛みを抑える最大のポイントは、表面麻酔をしっかり効かせることです。麻酔の時間を十分にとることで、レーザー照射中の痛みを軽減できます。
鎮痛剤・点鼻薬を適切に使う
術後にヒリヒリ感や軽い痛みがある場合は、処方された鎮痛剤や点鼻薬を使うことで和らげられます。指示された使い方を守ることが大切です。
術後の刺激を避ける
術後2〜3日程度は、強く鼻をかむこと、飲酒、喫煙、激しい運動、熱いものや辛いものなどの刺激物を控えると、鼻の粘膜への刺激が減り、痛みや出血を抑えやすくなります。
不安を事前に相談する
痛みに弱い方や不安が強い方は、事前に医師に伝えておくことで、麻酔やレーザー出力の調整など、その方に合わせた対応がしやすくなります。
鼻炎レーザー手術の痛みが心配な方へ|費用と適応
当院の鼻炎(アレルギー性鼻炎・花粉症)に対するレーザー治療は保険診療の適用対象です。費用の目安は、初診時の検査が約4,000〜12,000円(症状により検査内容が異なるため費用に幅があります)、レーザー治療費が3割負担で約10,000円、再診が約1,000〜2,000円程度です。薬を処方する場合は別途費用がかかり、お支払いは現金のみです。
治療内容の詳細は鼻レーザー治療のページもご覧ください。なお、すべての鼻づまりがレーザー治療の適応になるわけではなく、鼻中隔の曲がりなど構造的な原因の場合は別の治療が必要です。適応は医師が初診時に診察のうえ判断します。薬に頼らない体質改善を目指す方には舌下免疫療法という選択肢もあります。鼻づまりが原因のいびきでお悩みの方は鼻詰まりがいびきの原因になる仕組みを解説した記事も参考になります。
鼻炎レーザー手術の痛みに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 鼻炎レーザー手術の痛みはどのくらいですか?我慢できる程度ですか?
鼻炎レーザー手術の痛みは、表面麻酔を行うため術中はほとんど感じにくく、多くの方が我慢できる程度とされています。術後もヒリヒリした感覚が数日ある程度で、強い痛みが長く続くことは少ない治療です。
Q2. 鼻炎レーザー手術で麻酔の痛みはありますか?
鼻炎レーザー手術では、注射ではなく麻酔薬を浸したガーゼによる表面麻酔が中心のため、麻酔の痛みも抑えられます。ただし、鼻腔が狭い方はガーゼを入れる際に軽い痛みや圧迫感を覚えることがあります。
Q3. 鼻炎レーザー手術の術後の痛みはどのくらい続きますか?
鼻炎レーザー手術の術後の痛みは、多くの場合2〜3日程度で落ち着きます。鎮痛剤や点鼻薬を適切に使うことで和らげられ、日常生活に大きな支障が出にくいのが特徴です。
Q4. 鼻炎レーザー手術の痛みを抑える方法はありますか?
表面麻酔を十分に行うこと、術後に処方された鎮痛剤や点鼻薬を使うこと、術後数日は刺激を避けることが痛みを抑える対策になります。痛みが不安な方は事前に医師に相談すると、その方に合わせた配慮ができます。
Q5. 痛みが心配で鼻炎レーザー手術を迷っています。相談だけでも可能ですか?
はい、相談だけでも問題ありません。鼻炎レーザー手術の痛みが不安な方は、まず診察で治療内容や痛みへの対策について説明を受け、適応があるかを確認したうえで治療を受けるか判断できます。銀座・東京エリアでは当院でも対応しています。
まとめ|鼻炎レーザー手術の痛みは軽度|東京・銀座で相談を
鼻炎レーザー手術の痛みは、表面麻酔によって術中はほとんど感じにくく、術後の痛みも2〜3日程度で落ち着くことが多い治療です。麻酔ガーゼ挿入時や術後のかさぶた清掃で軽い痛みを感じることはありますが、鎮痛剤や点鼻薬、刺激を避ける工夫で対策できます。痛みが心配で治療をためらっている方は、東京・銀座の耳鼻咽喉科で不安を相談し、適応を確認することをおすすめします。
※本記事は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。症状には個人差があり、検査や治療の適応は医師が診察のうえ判断します。
コレージュクリニックとは

当院は、いびきをはじめ、睡眠時無呼吸症候群や花粉症・アレルギー性鼻炎などの診療を専門とする耳鼻咽喉科クリニックです。
いびきは単なる音の問題にとどまらず、時に健康へ深刻な影響を及ぼすこともあります。当院では、原因や症状を丁寧に見極めたうえで、適切な診断と治療をご提案し、質の高い睡眠の回復をめざします。
一人ひとりに寄り添いながら、健やかな眠りと快適な毎日をサポートいたします。
レーザー治療は保険適用、自己負担は約3割
ほとんどの治療は健康保険が適用され、自己負担額はおよそ31,000円前後。保険証をお忘れなくご持参ください。
医師紹介
都筑 俊寛(つづく としひろ)

耳鼻咽喉科専門医。レーザー治療の臨床と研究に長年携わり、28,000件以上の治療実績をもつ。
- 日本耳鼻咽喉科学会認定 専門医
- 日本めまい平衡医学会 参与
- 日本臨床医療レーザー協会 会員
- 帝京大学医学部 元准教授
いびきは単なる音の問題ではありません。 睡眠の質を下げ、生活の質を大きく損なうこともあります。 専門医として、安心できる診断と治療を通じて、より良い毎日を取り戻すお手伝いができればと願っています。